Tuning Manager ユーザーズガイド

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9.6.2 アラーム発生頻度とアラームイベント発行の関係について

アラーム発生頻度の設定とアラームイベント発行の関係について,例を示して説明します。

参考
次に示す個所では,複数インスタンスレコードを使用してアラームを作成している場合を例にしています。複数インスタンスレコードとは,同じ時刻に収集されるインスタンスが複数あるレコードのことです。例えば,ディスクAとディスクBの状態を確認する複数インスタンスレコードの場合,アラーム評価時にはディスクAとディスクBの状態をそれぞれアラーム評価し,ディスクAとディスクBそれぞれについて,アラーム条件を満たした場合,アラームを発行します。
この項の構成
(1) アラーム発生頻度がn/n(n=n)の場合
(2) アラーム発生頻度がn/m(n<m)の場合

(1) アラーム発生頻度がn/n(n=n)の場合

アラーム発生頻度の設定とアラームイベント発行の関係は,[新規アラーム > 基本情報]画面または[編集 > 基本情報]画面の[高度な設定]にある,[常にアラーム通知する]チェックボックスと[すべてのデータを評価する]チェックボックスの組み合わせに応じて変わります。

以降の例では,チェックボックス名を次のように表記しています。

アラーム発生頻度がn/n(n=n)の場合([常に]にチェックなし,[すべての]にチェックなし)

[常に]にチェックなし,[すべての]にチェックなしの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-17 [常に]にチェックなし[すべての]にチェックなしの場合のアラームイベント

[図]

アラーム発生頻度がn/n(n=n)の場合([常に]にチェックあり,[すべての]にチェックなし)

[常に]にチェックあり,[すべての]にチェックなしの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-18 [常に]にチェックあり[すべての]にチェックなしの場合のアラームイベント

[図]

アラーム発生頻度がn/n(n=n)の場合([常に]にチェックなし,[すべての]にチェックあり)

[常に]にチェックなし,[すべての]にチェックありの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-19 [常に]にチェックなし[すべての]にチェックありの場合のアラームイベント

[図]

アラーム発生頻度がn/n(n=n)の場合([常に]にチェックあり,[すべての]にチェックあり)

[常に]にチェックあり,[すべての]にチェックありの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-20 [常に]にチェックあり[すべての]にチェックありの場合のアラームイベント

[図]

(2) アラーム発生頻度がn/m(n<m)の場合

アラーム発生頻度の設定とアラームイベント発行の関係は,[新規アラーム > 基本情報]画面または[編集 > 基本情報]画面の[高度な設定]にある,[常にアラーム通知する]チェックボックスと[すべてのデータを評価する]チェックボックスの組み合わせに応じて変わります。

以降の例では,チェックボックス名を次のように表記しています。

アラーム発生頻度がn/m(n<m)の場合([常に]にチェックなし,[すべての]にチェックなし)

[常に]にチェックなし,[すべての]にチェックなしの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-21 [常に]にチェックなし[すべての]にチェックなしの場合のアラームイベント

[図]

アラーム発生頻度がn/m(n<m)の場合([常に]にチェックあり,[すべての]にチェックなし)

[常に]にチェックあり,[すべての]にチェックなしの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-22 [常に]にチェックあり[すべての]にチェックなしの場合のアラームイベント

[図]

アラーム発生頻度がn/m(n<m)の場合([常に]にチェックなし,[すべての]にチェックあり)

[常に]にチェックなし,[すべての]にチェックありの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-23 [常に]にチェックなし[すべての]にチェックありの場合のアラームイベント

[図]

アラーム発生頻度がn/m(n<m)の場合([常に]にチェックあり,[すべての]にチェックあり)

[常に]にチェックあり,[すべての]にチェックありの場合,次のように動作します。

例を次に示します。

図9-24 [常に]にチェックあり[すべての]にチェックありの場合のアラームイベント

[図]

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