Tuning Manager ユーザーズガイド
Performance ReporterのGUIでの稼働値監視では,データがしきい値に達した場合のシステムの動作を定義したものを「アラーム」,複数のアラームを1つにまとめたものを「アラームテーブル」と呼びます。アラームテーブルは,エージェントの種類ごとに1つだけ存在する「フォルダ」下にあります。このフォルダは,Performance Reporterの[メイン]画面のナビゲーションフレームで[アラーム]タブを選択したときに表示されるアラーム階層の2階層目に表示されます。
データがしきい値に達した場合,エージェントは「アラームイベント」を発行して通知します。このアラームイベントを受けて,Tuning Managerシリーズが実行する動作のことを「アクション」と呼びます。アラームでのアクションを次に示します。
- システム管理者などにemailで通知する
- 修復プログラムなどのコマンドを実行する
- SNMPトラップを送信する
アラームテーブルは,エージェントに関連づけることで,しきい値の超過を検知できます。アラームテーブルとエージェントとを関連づけることを「バインド」と呼びます。1つのエージェントに対しバインドできるアラームテーブルは1つだけですが,複数のエージェントに対し同じアラームテーブルをバインドできます。
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