Tuning Manager ユーザーズガイド

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7.4.2 レポート定義に対する操作

Performance Reporterの[メイン]画面の[レポート階層]タブでは,レポートの定義に対して次の操作ができます。

注意
レポートのコピーについては,「7.4.1 レポートフォルダに対する操作」,ユーザー定義レポートの削除については,「7.8 ユーザー定義レポートの削除」を参照してください。
この項の構成
(1) レポートの定義を編集する
(2) レポート名を変更する
(3) レポート定義のエクスポート
(4) レポート定義のインポート

(1) レポートの定義を編集する

レポートの定義を編集する手順を次に示します。

  1. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[レポート階層]タブを選択します。レポート階層が表示されます。
  2. レポート階層で,定義を編集したいレポートが格納されているフォルダをクリックします。クリックしたフォルダが選択状態で表示され,フォルダに格納しているレポートまたは下位のフォルダの一覧が表示されます。
  3. レポートの一覧から,定義を編集したいレポートをクリックします。クリックしたレポートが選択状態で表示されます。
  4. メソッドフレームの[編集]メソッドを選択します。インフォメーションフレームにレポートウィザードが表示されます。
  5. 設定が終了したら,[完了]ボタンをクリックします。編集した項目が有効になります。

注意:[レポート種別],[レコード]を選択し直した場合は,フィルター条件や表示設定などのレポートの定義を設定し直す必要があります。

(2) レポート名を変更する

レポート名を変更する手順を次に示します。

  1. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[レポート階層]タブを選択します。レポート階層が表示されます。
  2. レポート階層で,名前を変更したいレポートが格納されている「User Reports」配下のフォルダをクリックします。クリックしたフォルダが選択状態で表示され,フォルダに格納しているレポートまたは下位のフォルダの一覧が表示されます。
  3. レポートの一覧から,名前を変更したいレポートをクリックします。クリックしたレポートが選択状態で表示されます。
  4. メソッドフレームの[名前の変更]メソッドを選択します。インフォメーションフレームに[名前の変更]画面が表示されます(「図7-17 [名前の変更]画面」を参照)。[現在のレポート名]に現在のレポート名が表示されます。

    図7-17 [名前の変更]画面

    [図]

  5. [新しいレポート名]に新しいレポート名を入力します。レポートの名称を1~64文字の全角文字または半角文字で入力します。
  6. [OK]ボタンをクリックします。選択したレポートの名前が変更されます。

(3) レポート定義のエクスポート

Performance Reporterでは,GUIの操作,またはjpcrdef outputコマンドを使用することで,レポート定義をエクスポートできます。

jpcrdef outputコマンドの詳細については,「13.2.3 jpcrdef output」を参照してください。

GUIを使ってレポート定義をエクスポートする手順を次に示します。

  1. Performance Reporterの[メイン]画面のナビゲーションフレームで[レポート階層]タブを選択します。[レポート階層]画面が表示されます。
  2. ナビゲーションフレームのレポート階層で,エクスポートする対象を選択します。ここで選択する対象によって,次のようにエクスポートされます。
    • 「User Reports」ルートを選択した場合
      「User Reports」配下のフォルダおよびすべてのレポート
    • フォルダを選択した場合
      選択したフォルダとフォルダ配下のレポート
    • レポートを選択した場合
      選択したレポート
  3. メソッドフレームで[エクスポート]メソッドを選択します。[ファイルのダウンロード]画面が表示されます。
  4. [保存]ボタンをクリックします。[名前をつけて保存]画面が表示されます。
  5. エクスポート先とファイル名を指定します。ここで指定したファイルに手順2で選択した対象が出力されます。
  6. [保存]ボタンをクリックします。手順2で選択した対象がエクスポートされます。

(4) レポート定義のインポート

Performance Reporterでは,GUIまたはjpcrdef outputコマンドで出力した定義情報を入力元として指定することで,レポート定義のインポートができます。GUIを使ってエクスポートしたレポート定義は,GUIでインポートできます。jpcrdef outputコマンドを使ってエクスポートしたレポート定義は,jpcrdef createコマンドでインポートできます。

レポート定義済みのサーバのデータをエクスポートして,別のサーバにインポートすると,レポート定義を省略できます。

jpcrdef createコマンドの詳細については,「13.2.1 jpcrdef create」を参照してください。

GUIを使ってレポート定義をインポートする手順を次に示します。

  1. Performance Reporterの[メイン]画面のナビゲーションフレームで[レポート階層]タブを選択します。[レポート]画面が表示されます。
  2. メソッドフレームで[インポート]メソッドを選択します。[インポート]画面が表示されます。
  3. [インポートファイル名]の[参照]ボタンをクリックします。[ファイルの選択]画面が表示されます。
  4. インポートするレポートの定義ファイルを選択します。ここで選択する定義ファイルに記述されているルートやフォルダおよびレポートがインポートされます。
  5. [OK]ボタンをクリックします。上書きを確認するメッセージボックスが表示されます。
  6. 上書きしてよければ,メッセージボックスの[OK]ボタンをクリックします。レポートがインポートされます。

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