Tuning Manager ユーザーズガイド
履歴レポートは,性能データ,容量データの推移を過去にさかのぼって分析するためのものです。履歴レポートを表示する方法には次の5つがあります。
- [メインレポート]画面に表示されたリソースの履歴レポートを表示する。
アプリケーションバーエリアの[履歴レポート]ボタンをクリックします。この場合,単一リソースモード(表示されるリソースは1つ,同属性のメトリックは複数)で[履歴レポート - <リソース名>]画面が表示されます。- [メインレポート]画面に表示された関連リソースの履歴レポートを表示する。
インフォメーションエリア (Correlation View)から該当する関連リソースのチェックボックスにチェックを入れ,[履歴レポート]ボタンをクリックします。複数チェックを入れた場合は,複数リソースモード(表示されるリソースは複数,メトリックは1つ)で[履歴レポート - <リソース名>]画面が表示されます。- [メインレポート]画面内の履歴チャートレポートに登録された履歴レポートを表示する。
インフォメーションエリア の[Dashboard]タブから該当する履歴レポートをクリックします。[履歴レポート - <リソース名>]画面が単一リソースモードで表示されるか,複数リソースモードで表示されるかは,登録時のユーザー定義に依存します。- [性能サマリ - <リソース名>]画面に表示された関連リソースの履歴レポートを表示する。
[性能サマリ - <リソース名>]画面から該当する関連リソースのチェックボックスにチェックを入れ,[履歴レポート]ボタンをクリックします。複数チェックを入れた場合は,複数リソースモードで[履歴レポート - <リソース名>]画面が表示されます。- Device ManagerまたはTiered Storage Managerから履歴レポートを表示する。
連携するための設定および操作手順についての詳細は,次のマニュアルを参照してください。なお,Device ManagerまたはTiered Storage Managerからレポート表示する場合,次の仕様差異があります。
- マニュアル「Hitachi Command Suite ユーザーズガイド」
- マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」
- タイトルには,リソース名は表示されません。リソース種別だけが表示されます。
- [保存]ボタンが非表示となり,履歴チャートレポートとしての保存はできません。
- Tuning Manager serverの[メイン]画面のリソースツリーへのリンク機能がありません。
- レポートウィンドウの初期表示は,デフォルト値のLast 1 hour at minuteです。
ここでは,単一リソースモード,複数リソースモードに分けて[履歴レポート - <リソース名>]画面を使用した,履歴レポートの表示手順について説明します。
- この項の構成
- (1) 履歴レポートの表示(単一リソースモードの場合)
- (2) 履歴レポートの表示(複数リソースモードの場合)
単一リソースモードの場合の履歴レポートの表示手順を次に示します。
- [履歴レポート - <リソース名>]画面を表示します。表示方法は「5.2.5 履歴レポートの表示」を参照してください。
- [履歴レポート - <リソース名>]画面で履歴レポートの表示条件を設定します。
- [レポートウィンドウの選択]
ドロップダウンリストからユーザーの目的に沿う条件が定義されたレポートウィンドウを選択します。メインレポートや性能サマリレポートを起点に[履歴レポート - <リソース名>]画面を表示した場合,呼び出し元のレポートに適用されているレポートウィンドウの設定値がデフォルト値として仮定されます。履歴チャートレポートを起点として[履歴レポート - <リソース名>]画面を表示した場合,この画面に適用されているレポートウィンドウは,登録時のユーザー定義に依存します。- [属性グループの選択]
ドロップダウンリストからユーザーの目的に沿う属性グループを選択します。なお,属性グループの後ろに付く(数字)は,その属性グループに属する属性の数を表しています。- [適用]ボタンをクリックします。手順2で設定した表示条件に基づき,履歴レポートが[履歴レポート - <リソース名>]画面の画面下部に表示されます。
- 履歴チャートレポートとして保存したい場合,[保存]ボタンをクリックします。
[チャートの追加]画面が表示されます。以後の詳細は「5.2.3 履歴チャートレポートの管理」を参照してください。
複数リソースモードの場合の履歴レポートの表示手順を次に示します。
- [履歴レポート - <リソース名>]画面を表示します。表示方法は「5.2.5 履歴レポートの表示」を参照してください。
- [履歴レポート - <リソース名>]画面で履歴レポートの表示条件を設定します。
- [レポートウィンドウの選択]
ドロップダウンリストからユーザーの目的に沿う条件が定義されたレポートウィンドウを選択します。メインレポートや性能サマリレポートを起点に[履歴レポート - <リソース名>]画面を表示した場合,呼び出し元のレポートに適用されているレポートウィンドウの設定値がデフォルト値として仮定されます。履歴チャートレポートを起点として[履歴レポート - <リソース名>]画面を表示した場合,この画面に適用されるレポートウィンドウは,登録時のユーザー定義に依存します。- [属性グループの選択]
ドロップダウンリストからユーザーの目的に沿う属性グループを選択します。なお,属性グループの後ろに付く(数字)は,その属性グループに属する属性の数を表しています。- [属性の選択]
ドロップダウンリストからユーザーの目的に沿う属性を選択します。- [適用]ボタンをクリックします。手順2で設定した表示条件に基づき,履歴レポートが[履歴レポート - <リソース名>]画面の画面下部に表示されます。
- 履歴チャートレポートとして保存したい場合,[保存]ボタンをクリックします。
[チャートの追加]画面が表示されます。以後の詳細は「5.2.3 履歴チャートレポートの管理」を参照してください。
- 注意
- 履歴チャートレポートとして履歴レポートを保存したあとにネットワークが再構成および更新される場合があります。複数リソースモードで登録した履歴レポートに,新たにネットワークに追加されたリソースを含めることはできません。新たに該当リソースが含まれている履歴レポートを登録する必要があります。
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