Tuning Manager インストールガイド
- Tuning Manager serverは,アクティブ・スタンバイ構成のクラスタシステムだけに対応しています。アクティブ・アクティブ構成には対応していません。
- Tuning Manager serverをクラスタ構成にする場合,同じホストにインストールされているPFM - ManagerおよびほかのHitachi Command Suite製品もクラスタ構成に変更する必要があります。また,同じホストにインストールされているPFM - ManagerまたはほかのHitachi Command Suite製品をクラスタ構成に変更する場合,Tuning Manager serverもクラスタ構成に変更する必要があります。
- 注意
- VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデルまたはVSP E990のSVPのプログラムとTuning Manager serverを同じホストで運用する場合,SVPのプログラムはクラスタ構成をサポートしていないため,Tuning Manager serverはクラスタ構成にできません。
- Tuning Manager serverをインストールする前に,前提プログラムが次の状態になっているかどうかを確認してください。
- PFM - Managerのインストールおよびクラスタ管理アプリケーションへの登録が完了している。
PFM - Managerのインストールおよびクラスタ管理アプリケーションへの登録については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。- Device Managerのインストールおよびクラスタ管理アプリケーションへの登録が完了している。
Device Managerのインストールおよびクラスタ管理アプリケーションへの登録については,マニュアル「Hitachi Command Suite インストールガイド」を参照してください。- PFM - ManagerおよびDevice Managerが同じホストに存在する場合,使用するクラスタグループ(リソースグループ)が同じである。
- Tuning Manager serverを含めたHitachi Command Suite製品をインストールする場合,実行系ノードと待機系ノードとで,次に示す情報を一致させる必要があります。
- インストールするHitachi Command Suite製品のディスク構成とインストール先(ドライブ文字やパス名など)
- Hitachi Command Suite製品をインストールするときにインストーラーの指示に従って入力する情報
- VMware Fault ToleranceおよびVMWare High Availability環境でのTuning Manager serverのインストール・セットアップ手順は,物理ホスト上の手順と基本的に同じです。詳細は「3. 新規インストールとセットアップ」の章を参照ください。
なお,UNIX環境のデフォルトの設定ではPerformance ManagementのサービスをOS起動時に自動起動しません。
VMware Fault ToleranceおよびVMWare High Availability環境上のUNIXをご使用になる場合,Performance Managementのサービスの自動起動を設定してください。本設定の詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の手順と一部設定手順が異なりますので,「ソフトウェア添付資料」の「運用上の注意事項」のPerformance Managementの自動起動と自動停止について説明している個所を参照してください。
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