Tuning Manager 運用管理ガイド

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A.3 jpcrptコマンドで必要なメモリー量とデフォルトのメモリー量との比較およびメモリー拡張の検討

A.2 jpcrptコマンドで必要なメモリー量の見積もり方法」で見積もったjpcrptコマンドで必要なメモリー量の値が,デフォルトの使用可能なメモリー量の範囲内か確認してください。範囲内であれば,問題ありません。

初期設定ファイル(config.xml)のmaxFetchCount(<command>タグ配下)に,「A.2 jpcrptコマンドで必要なメモリー量の見積もり方法」で算出したレコード数の中で,最大の値を設定してください。

config.xmlへの設定方法については,「5.3 Performance Reporterの初期設定」を参照してください。

jpcrptコマンドのメモリー量におけるデフォルト値と拡張可能範囲を,次の表に示します。

表A-3 jpcrptコマンドの使用可能メモリー量

対象 デフォルト値(単位:MB) 拡張可能範囲(単位:MB)
jpcrptコマンド 128 1292,147,483,647

jpcrptコマンドが使用するメモリーの上限値を拡張する場合,-mxオプションで最大ヒープサイズを指定してください。

-mxオプションの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager ユーザーズガイド」を参照してください。

コマンドの実行例

ヒープサイズを312MBに拡張する場合のコマンドライン例を次に示します。

jpcrpt -o <出力ファイル> -mx 312 <入力ファイル>

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