Tuning Manager 運用管理ガイド
Tuning Manager APIを利用してパフォーマンスデータを取得する場合,Tuning Manager serverではAPIの利用を有効化しているエージェントの情報(HTM - Agents一覧)を管理しています。
エージェント情報には,次の情報を含みます。
- エージェントのインスタンス情報(インスタンス単位)
- Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントのHTTP I/F情報(ホスト単位)
- エージェントの監視対象の識別情報(インスタンス単位)
エージェント情報は,Tuning Manager APIを利用する場合には常に最新の情報にしておく必要があるため,Tuning Manager serverを起動した直後および,定期的に自動リフレッシュを実施します。定期的にリフレッシュするタイミングは,ユーザープロパティファイル(user.properties)のrest.discovery.agent.intervalプロパティで設定できます。ユーザープロパティファイルの設定については,「1.8 ユーザープロパティファイルの設定について」を参照してください。
また,アラート機能を使用している場合は,Tuning Manager serverで管理しているエージェントの情報を使用したAPI(Agent情報の更新)を定期的に実行することで,Device Managerで管理しているエージェントの情報を最新にしています。
なお,Tuning Manager APIの利用を有効化しているエージェントを次のように環境変更した場合,即時にエージェント情報を更新する必要があります。
- エージェントをインストールしたとき
- エージェントをアンインストールしたとき
- エージェントインスタンスをセットアップしたとき
- エージェントインスタンスをアンセットアップしたとき
- エージェントのホスト名を変更したとき
- エージェントのデータモデルをバージョンアップしたとき
即時にエージェント情報を更新する方法は,APIを使用した手動リフレッシュになります。APIの使用方法についての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」を参照してください。
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