Tuning Manager 運用管理ガイド

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1.19 Oracle JDKを使用する場合の設定

Oracle JDKを使用したい場合,Tuning Manager serverのインストール後にhcmds64chgjdkコマンドを実行して,Oracle JDKを設定します。

使用するJDKをOracle JDKに設定する前に,次の条件を満たしているか確認してください。

使用するJDKをOracle JDKに設定する手順を次に示します。

  1. Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスを停止する。
  2. hcmds64chgjdkコマンドを実行する。
    JDKを選択する画面が表示されます。
  3. Tuning Manager serverがサポートしているOracle JDKを選択する。
    OSがLinuxの場合でOracle JDKのインストール先をデフォルトから変更しているときは,Oracle JDKのインストール先を取得できないため,JDKを選択する画面の選択肢にOracle JDKが表示されません。この場合,「Set the installation path of Java Development Kit.」を選択して,使用したいJDKのインストール先ディレクトリのパスを1,000バイト以内で指定してください。
  4. Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスを起動する。
  5. JDKの設定前に利用していた証明書をJDKの設定後も利用する場合は,再度証明書をインポートする。
    証明書のインポート手順については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
  6. Windowsファイアーウォールが有効になっている環境で,Oracle JDKに切り替えた場合は,Oracle JDKのjava.exeファイルを手動で例外登録する。

注意
  • Oracle JDKを上書きまたはアップデートした場合は,hcmds64chgjdkコマンドを再実行して,設定し直してください。
  • Oracle JDKをアンインストールする場合,またはOracle JDKからHitachi Command Suite製品に同梱されているJDKに切り替えたい場合は,hcmds64chgjdkコマンドを実行し,手順3で「Bundling Java Development Kit」を選択してください。
  • 使用するJDKによってMain Consoleのコマンド実行時に出力されるメッセージの言語が異なることがあります。Main Consoleのコマンド実行時に出力されるメッセージの言語は,次に示すロケールに依存します。
    Oracle JDKを使用するとき
    ・Windows Server 2008
    [コントロールパネル]-[地域と言語]-[キーボードと言語]タブの[表示言語]で設定されているロケール
    ・Windows Server 2012
    [コントロールパネル]-[時計、言語、および地域]-[言語]-[詳細設定]タブの[Windowsの表示言語の上書き]で設定されているロケール
    Hitachi Command Suite製品に同梱されたJDKを使用するとき
    ・Windows Server 2008
    [コントロールパネル]-[地域と言語]-[形式]タブの[形式]で設定されているロケール
    ・Windows Server 2012
    [コントロールパネル]-[時計、言語、および地域]-[地域]-[形式]タブの[形式]で設定されているロケール

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