Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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12.3.4 関連製品の起動情報として出力される場合

関連製品の起動(ラウンチ)に関するリクエスト受理時,およびレスポンス送信時の情報が出力されます。メッセージテキストの形式とその内容を説明します。

リクエスト受理時(正常時)

ユニークID> [<ラウンチセッションID>] [<ラウンチ先識別子>]

レスポンス送信時(正常時)

ユニークID> [<ラウンチセッションID>]

リクエスト受理時またはレスポンス送信時(異常時)

ユニークID> [<ラウンチセッションID>] <エラーメッセージID

表12-12 ラウンチリクエスト受理時またはレスポンス送信時に出力される情報

項目 内容
ユニークID リクエストごとに一意なIDです。レスポンス送信時は,対応するリクエストのユニークIDです。SVP経由の処理の場合,このIDはSVP側の監査ログにも出力されます。
ラウンチセッションID 形式 : "lsessionID=..."
ラウンチ用セッションIDが出力されます。ある特定のアプリケーションをラウンチする場合に,GUIとDevice Managerサーバの間で複数回のリクエスト・レスポンスのやり取りが行われるときに出力されます。ラウンチセッションIDが出力されるアプリケーションについては,「表12-13 ラウンチセッションIDの有無とラウンチ識別子の内容」を参照してください。ラウンチ対象のストレージシステムが,Hitachi USPのときに出力されます。
ラウンチ先識別子 形式 : "loid=..."
ラウンチ対象を識別する情報が出力されます。初回のリクエスト受理時のときだけに出力されます。ラウンチ識別子の内容は,起動するアプリケーションによって異なります。詳細については,「表12-13 ラウンチセッションIDの有無とラウンチ識別子の内容」を参照してください。
エラーメッセージID エラーメッセージIDです。
メッセージIDの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite メッセージ」を参照してください。

次の表に,ラウンチセッションIDの有無とラウンチ先識別子の内容を,ラウンチされるアプリケーションごとに示します。

表12-13 ラウンチセッションIDの有無とラウンチ識別子の内容

アプリケーション
種別
ストレージ
システム
セッションID
の有無
ラウンチ識別子
の内容
Element Manager Universal Storage Platform V/VM ラウンチ対象のストレージシステムを特定する情報です。内容は,StorageArrayエレメントのエレメント識別子と同様です。詳細については,「表12-25 エレメントの内容と対応する属性値の出力順」のStorageArrayエレメントの属性値出力順を参照してください。
Hitachi USP
HUS100
Hitachi AMS2000
Hitachi SMS
Hitachi AMS/WMS
Protection Manager -- ラウンチ対象ホストマシンを特定する情報です。内容は,Hostエレメントのエレメント識別子と同様です。詳細については,「表12-25 エレメントの内容と対応する属性値の出力順」のHostエレメントの属性値出力順を参照してください。

注※
エレメント識別子は,エレメントを一意に特定するための属性値です。

次に,ラウンチリクエスト受理時(正常時),およびレスポンス送信時(正常時)に出力されるメッセージテキストの例を示します。

リクエスト受理時(正常時)の例

"123456789 lsessionID=a7e770671b8 loid=R500-14000"

レスポンス送信時(正常時)の例

"123456789 lsessionID=a7e770671b8"

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