Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Device Managerエージェントを運用する上での前提条件や注意事項について説明します。
重要
- ホストのOSがLinuxでDevice-Mapperマルチパス機能(DM-Multipath)を使用する場合,/etc/multipath.confファイルのmultipathsセクションで,alias属性にマルチパスデバイスの別名を設定するときは,次の文字を使用してください。
A~Z a~z 0~9 - _ . @- Device Managerエージェントを使用して,ストレージシステムで256以上のLUNを認識するLinuxホストを登録すると,KAIC03006-Eのエラーメッセージが出力され,操作が失敗します。ホストのOSがLinuxの場合,Device Managerエージェントの管理対象ホストで認識するストレージシステムの1ポートごとのLU数は256以下,LUNの範囲は0~255となるように指定してください。
- Solarisマルチパス機能(MPxIO)が有効なSolarisホストの場合,Device Managerエージェントの管理対象ホストで認識するストレージシステムのLUNの範囲は0~255となるように指定してください。LUNが256以上の場合,次の問題が発生します。
・LUNが256以上のLDEVの情報が収集されない。
・コマンドデバイスのLUNが256以上の場合,Replication Managerでコピーペア構成定義の操作を行ったときに,KAVN00451-Eのエラーメッセージが出力され,操作が失敗する。
- この節の構成
- 11.1.1 Device Managerエージェントで通常ホストを管理する場合の前提環境
- 11.1.2 Device Managerエージェントで仮想マシンを管理する場合の前提環境
- 11.1.3 複数のNIC が搭載されたホストを使用する場合の前提条件
- 11.1.4 Device Managerエージェントを運用する場合の注意事項
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