Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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8.6.4 perf_cmddev.propertiesファイルの形式

perf_cmddev.propertiesファイルを編集して,ストレージシステムのコマンドデバイスを定義できます。

perf_cmddev.propertiesファイルの格納先

Windowsの場合:
Device Managerエージェントのインストールフォルダ\mod\hdvm\config

Linuxの場合:
Device Managerエージェントのインストールディレクトリ/mod/hdvm/config

Solarisの場合:
/opt/HDVM/HBaseAgent/mod/hdvm/config

perf_cmddev.propertiesファイルの書式

次の書式で,1行に1つのコマンドデバイスを定義してください。

バージョン6.4以降のDevice Managerエージェントを使用している場合:
RAID ID.シリアル番号.[SLPR番号>.]LDEV番号:deviceFileName

バージョン6.3以前のDevice Managerエージェントを使用している場合:
RAID ID.シリアル番号.LDEV番号:deviceFileName

表8-4 perf_cmddev.propertiesファイルの設定項目

設定項目 設定内容
RAID ID 次のどれかを指定します。
R700:Virtual Storage PlatformまたはVP9500の場合
R600:Universal Storage Platform VまたはH24000の場合
R601:Universal Storage Platform VMまたはH20000の場合
R500:Hitachi USPまたはH12000の場合
R501:Hitachi NSC 55またはH10000の場合
シリアル番号 ストレージシステムのシリアル番号を10進数で指定します。
SLPR番号 コマンドデバイスが属するSLPRの番号を10進数で指定します。SLPRを構築していない場合は0を指定してください。
この項目は省略できます。省略した場合(バージョン6.3以前の書式で定義した場合)は,SLPRを構築していないものと見なされます。
LDEV番号 コマンドデバイスのCU:LDEV番号を10進数で指定します。
deviceFileName ホストが認識しているコマンドデバイスの識別名(Physical Drive番号,VolumeGUID,またはデバイスファイル名)を次の形式で指定します。
  • Windowsの場合:
    \\.\PhysicalDrivex
    \\.\Volume{GUID}
  • Solarisの場合:
    /dev/rdsk/cxtxdxs2
  • Linuxの場合:
    /dev/sdx
xは整数を示します。

注※

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