Hitachi Command Suite システム構成ガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


4.3.1 LDAPディレクトリサーバでユーザー認証するための操作フロー

LDAPディレクトリサーバでユーザー認証するためには,Hitachi Command Suite製品で,管理サーバへの外部認証サーバの登録や認証対象のアカウントの登録などが必要です。

図4-1 LDAPディレクトリサーバでユーザー認証するための操作フロー

[図]

重要
  • Hitachi Command Suite製品の運用開始後に,外部認可サーバと連携したシステム構成に切り替える場合は,Hitachi Command Suite共通コンポーネントに登録されている同名のユーザーIDは削除するか,変更してください。ユーザーIDにドメイン名が含まれている場合(例:user1@example.com)も同様に,同名のユーザーIDを削除するか,変更してください。同名のユーザーIDが登録されている場合,そのユーザーがHitachi Command Suite製品にログインした際には,Hitachi Command Suite共通コンポーネントでの認証(内部認証)となります。
  • Replication Managerでは,認可グループに所属するユーザーにリソースグループとしてAll Resourcesが自動的に割り当てられます。また,認可グループに対してModify権限を設定した場合,その認可グループに所属するユーザーのユーザーロールはStorage Administratorになります(変更はできません)。
  • 登録した認可グループのネストグループに属するユーザーも,認可グループに設定されたロール(権限)でHitachi Command Suite製品を操作できるようになります。
  • LDAPディレクトリサーバと管理サーバとの通信にStartTLSを使用する場合は,セキュリティ通信のための環境設定が別途必要です。
  • 管理クライアントでの作業については,マニュアル「Hitachi Command Suite ユーザーズガイド 」またはマニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager ユーザーズガイド 」を参照してください。

関連概念

関連タスク

関連参照

[目次] [前へ] [次へ]


[マニュアル発行元]

All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.