Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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1.18 コピーペアを管理する場合の注意事項

コピーペアを管理する場合の注意事項は次のとおりです。

仮想マシンをペア管理サーバとして使用する場合

RAID Manager 01-32-03/XX以降,またはXP7 RAID Manager 01.32.XX以降を使用する場合

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルで,仮想IDを使用することで異なるストレージシステム間でシリアル番号が重複する構成になる場合

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルで,仮想ストレージマシンを用いてデータ移行をした場合

Virtual Storage PlatformまたはHUS VMで,仮想IDを用いてデータ移行をした場合

Device Manager以外の管理ツールで作成したコピーペアを,Device Managerで管理する場合

Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.horcmconfigfile.hostnameプロパティの値を変更した場合

次の場合は,Device Managerでコピーペアの管理ができなくなるため,構成定義ファイルを修正する必要があります。

次の手順で構成定義ファイルを修正してください。

  1. 自ホストの構成定義ファイルを修正する。
  2. 自ホスト上のDevice Manager エージェントを再起動する。
  3. 相手ホストの構成定義ファイルを修正する。
  4. ストレージシステムのリフレッシュを実行する。

RAID ManagerやProtection Managerで管理しているコピーペアをDevice Managerで制御する場合

コピーペアのP-VOLを認識しているペア管理サーバ上の構成定義ファイルとS-VOLを認識しているペア管理サーバ上の構成定義ファイルに記述されているグループ名およびペア名が一致している必要があります。一致していない場合は,Device Managerからそのコピーペアを制御できません。また,複数のコピーペアを同じペア管理サーバで管理する場合,次に示す条件を満たす必要があります。条件を満たしていないコピーペアがある場合は,構成定義ファイルを修正してください。

Device Manager CLIで作成した構成定義ファイルをRAID Managerで使用する場合

RAID Managerを使用してコピーペアを作成したい場合やRAID Managerを使用してコピーペアをすでに管理している場合には,Device Manager CLIで構成定義ファイルを作成できます。

関連概念

関連参照

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