Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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1.16 コピーペアを管理する場合のストレージシステムの要件

コピーペアを管理するためには,ストレージシステムの環境構築が必要です。

次の要件に従ってストレージシステムを環境構築してください。詳細については,各ストレージシステムのマニュアルを参照してください。

参考
リモートパス,ジャーナルグループ,プールおよびV-VOLについては,[レプリケーション]タブを使用して設定できます。詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite ユーザーズガイド 」を参照してください。
注意
  • ストレージシステムを環境構築したあと,ストレージシステムをリフレッシュする必要があります。コピーペアに対する操作を実行する前には,最新の情報が反映されているか確認してください。
  • Device Managerによって管理されるストレージシステムのシリアル番号は,すべて一意である必要があります。TrueCopyまたはUniversal Replicatorの場合は,Device Managerによって管理されないリモートストレージシステムのシリアル番号も一意である必要があります。
  • VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage PlatformまたはHUS VMのLUでペアを作成する場合,デバイスグループに関連づけられているLUは使用しないでください。
  • エンタープライズクラスストレージの場合,Device Manager CLIでメインフレームボリュームのコピーペア(Universal Replicator,TrueCopyおよびShadowImageのコピーペア)の構成を確認できます。
  • スナップショットグループに定義されたThin Imageコピーペアの場合,コマンドデバイスの認証モードを有効にする必要があります。
    また,ペア管理サーバでraidcom -loginコマンドを実行して,ユーザー認証を行う必要があります。
    Device Managerエージェントのバージョンが8.0.1以降で,かつDevice ManagerサーバとDevice Managerエージェント間の通信にSSL/TLSを利用している場合,ユーザー認証は自動的に行われるため,手動でユーザー認証を行う必要はありません。

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