Hitachi Command Suite インストールガイド
Device Managerエージェントのインストールが完了したら,運用環境によって,必要な設定を行います。
- プロパティファイルの設定変更
次の場合に,Device Managerエージェントのプロパティファイルの変更が必要です。
- IPv6環境で使用するとき
- VxVMがインストールされている環境のとき
- バージョン05-80より前のDynamic Link Managerがインストールされているとき
- Solaris,AIXまたはHP-UX環境でOracle JDK を使用している場合で,Device ManagerエージェントでサポートしていないJavaの実行環境を引き継いだとき
- コピーペアを認識するホストが仮想マシンで仮想化ソフトウェアにVMware ESXiを使用しているとき
- Javaの実行環境の再設定
Oracle JDK を使用しているユーザーが次のどちらかの操作を実行して,Device ManagerエージェントでサポートしていないJavaの実行環境を引き継いだ場合は,Javaの実行環境の再設定が必要です。
- Device Managerエージェントのアップグレードインストール
- Dynamic Link Manager,Global Link ManagerエージェントまたはReplication Manager Application AgentがインストールされているホストへのDevice Managerエージェントの新規インストール
- ウィルス検出プログラムの設定変更
ウィルス検出プログラムを使用する場合は,Device Managerエージェントのインストール先ディレクトリを,ウィルス検出プログラムのスキャン対象から除外する必要があります。- サービスの実行ユーザーの再設定(Windowsの場合だけ)
次の条件をすべて満たす場合に,Device Managerエージェントのサービスの実行ユーザーの再設定が必要です。
- Device Managerエージェントのサービスの実行ユーザーをLocalSystem以外のユーザーに変更して運用していた。
- Device Managerエージェントをバージョン7.5.0以前からバージョン8.0.0以降にアップグレードインストールした。
- ファイアウォールの例外登録(Windowsでサイレントインストールした場合だけ)
Windowsファイアウォールが有効になっている場合で,例外登録を無効にしてサイレントインストールしたときに必要な作業です。
- この節の構成
- 4.4.1 プロパティファイルの設定を変更する
- 4.4.2 Javaの実行環境を再設定する
- 4.4.3 ウィルス検出プログラムを使用する場合に必要な設定
- 4.4.4 Agentサービスの実行ユーザーを再設定する(Windows)
- 4.4.5 ファイアウォールの例外登録をする(Windows)
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