Hitachi Command Suite インストールガイド
インストール先やDevice Managerサーバの情報などは,インストーラーが自動で設定します。
Windows環境でReplication Managerを使用して次の構成のコピーペアを監視・操作する場合は,アドオン機能を使うと,構成に適した設定でDevice Managerエージェントをインストール・セットアップできるので便利です。
- 仮想コマンドデバイスにSVPを使用してコピーペアを管理する構成
- デバイスグループとしてコピーペアを定義した構成
アドオン機能を使用した場合に自動設定されるDevice Managerエージェントの情報を次の表に示します。
表4-2 アドオン機能で自動設定されるDevice Managerエージェントの情報
項目 設定値 インストール先 インストーラーが自動で設定 Agentサービスのアカウントの情報 設定しない(LocalSystem) Device Managerサーバの情報 IPアドレスまたはホスト名 localhost ポート番号 2001/tcp※ ユーザーアカウントの情報 ユーザーID:HaUser
パスワード:hasetHiScanコマンドの実行時刻 指定しない RAID Managerの情報 インストール先 RAID Managerのインストールドライブ 一括管理構成 する(enable) 注※ Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.http.portプロパティに異なるポート番号が設定されている場合は,インストール完了後にhdvmagt_settingコマンドでDevice Managerエージェントの設定を変更してください。
重要
- Device Managerエージェントのインストール先のマシンのホスト名は50バイト以内である必要があります。
- SSL通信の設定情報は,アドオン機能で自動設定できません。
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