Hitachi Command Suite インストールガイド

3.2.1 Host Data Collectorをインストールする（Windows）

統合インストールメディアを使用して，Host Data Collectorをインストールします。

前提条件

マシン要件および前提プログラムの確認
詳細は，「ソフトウェア添付資料」を参照してください。

Host Data Collectorおよび管理サーバのHitachi Command Suite製品のバージョンの確認

Device ManagerでHost Data Collectorを使用してホストを管理する場合，Host Data Collectorのバージョンは，管理サーバにインストールされたDevice Managerサーバのバージョンと同じか，より新しいバージョンである必要があります。ただし，Host Data Collectorのバージョンが7.5.0以降の場合，Device Managerサーバのバージョンも7.5.0以降である必要があります。

複数のマシンにHost Data Collectorをインストールして運用する場合，各マシンのHost Data Collectorのバージョンが一致している必要があります。

参考

Host Data Collectorのバージョンを確認するには，次のコマンドを実行します。

＜Host Data Collectorのインストール先＞\HDC\Base\bin\hdc_info.exe

Administrator権限でのログイン

ウィルス検出プログラムの停止
ウィルス検出プログラムが稼働していると，インストールの速度が低下したり，インストールが実行できなかったり，または正しくインストールできなかったりすることがあります。

次の情報の確認（新規インストール時）

インストール先のパス

Host Data Collectorで使用するポート番号

操作手順

統合インストールメディアを挿入します。

表示されたウィンドウの［エージェントソフトウェア］のツリーから［HDC］を選択して，［Install］ボタンをクリックします。
ウィンドウが表示されない場合は，インストーラー（setup.exe）を直接実行してください。
インストーラーは，＜DVDドライブ＞:\AGENTS\HHDC\Windowsフォルダに格納されています。

インストールウィザードの指示に従って，各画面で必要な情報を指定します。

注意

デフォルトのインストール先ではない場所にインストールする場合は，そのインストール先がAdministrator権限で保護されたフォルダであることを確認してください。

参考

Host Data Collectorのインストーラーは，Device Manager GUIからもダウンロードできます。
関連プログラムのダウンロードについては，マニュアル「Hitachi Command Suite ユーザーズガイド」を参照してください。

バージョン7.4.1以前のHost Data Collectorがシステムドライブ以外にインストールされている場合，バージョン7.5.0以降にアップグレードインストールすると，Host Data Collectorのインストールドライブ直下にtempフォルダが作成されます。不要な場合は削除してください。

重要

アップグレードインストールした場合は，管理サーバのHitachi Command Suite製品のサービスを再起動する必要があります。

サービスの起動と停止については，マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。

操作結果

インストールが完了すると，［インストール完了］画面が表示されます。また，Host Data Collectorのサービス（Host Data Collector Base Service）がOSに登録されます。

関連概念

3.3 Host Data Collector のインストール後に必要な作業

[目次] [前へ] [次へ]

[マニュアル発行元]