Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
DeleteLunコマンドは,ホストからボリュームへ設定したパスを削除します。
重要
- このコマンドは,ポートタイプがNAS Platform (User LU)のポートに対して実行しないでください。
パラメーター名 指定のレベル 説明 serialnum 必須 パスのストレージシステムのシリアル番号 model 必須 パスのストレージシステムのモデル port 任意 パスのポート番号
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。portname 任意 パスのポート名
portまたはportnameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。domain 任意 パスが属するホストストレージドメインのドメインID
このパラメーターは10進数および16進数で指定できます。16進数で指定する場合は,プレフィックスとして0xを付けてください。
実行結果は10進数で出力されます。
domainまたはdomainnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。domainnickname 任意 パスが属するホストストレージドメインのニックネーム
domainまたはdomainnicknameのどちらか一方を必ず指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。devnum 必須 パスの特定に使用されるデバイス番号 実行結果は10進数で出力されます。
- VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。
- Hitachi USPの場合:
- 10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。
- そのほかのストレージシステムの場合:
- 10進数で指定します。
deletionoption 任意 パス削除時のオプション
- lusekeep
LUSEを削除しない場合に指定します。このパラメーター値を省略するとLUSEが削除されます。VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルの場合,このパラメーター値は無視されます。- force
ホストにリザーブされているパスを強制的に削除する場合に指定します。このパラメーター値は,nondisruptive migrationのトラブルシューティングで使用します。Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合だけ指定できます。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- port,domain,およびdevnum
- GetStorageArray (subtarget=Path)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにPathを指定してください。実行結果では,An instance of Pathの下にdevNum値,domainID値,portID値が表示されます。これらのdevNum値,domainID値,およびportID値を,それぞれパラメーターdevnum,パラメーターdomain,およびパラメーターportとして指定してください。
- portname
- GetStorageArray (subtarget=Port)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,displayNameがAn instance of Portの下に表示されます。この値をportnameとして指定してください。
- domainnickname
- GetStorageArray (subtarget=HostStorageDomain)コマンドの実行結果から取得してください。実行結果では,nicknameがAn instance of HostStorageDomainの下に表示されます。この値をdomainnicknameとして指定してください。
HiCommandCLI DeleteLun -o "D:\logs\DeleteLun.log" "serialnum=53039" "model=VSP" "port=1" "domain=1" "devnum=1"RESPONSE: (Command completed; no data returned)
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