Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.66 GetStorageArray (subtarget=TieringPolicy)

GetStorageArray (subtarget=TieringPolicy)コマンドは,HDTボリュームに適用できる階層ポリシーの情報を取得します。

重要
このコマンドは,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル(マイクロバージョンが83-04-02-XX/XX以降),Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-05-00-XX/XX以降),およびHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-02-00-XX/XX以降)の場合だけ有効な情報を取得できます。

パラメーター

表4-69 GetStorageArray (subtarget=TieringPolicy)コマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
subtarget 必須 TieringPolicyを指定します。
serialnum 任意 ストレージシステムのシリアル番号
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。
model 任意 ストレージシステムのモデル
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。
policyid 任意 情報を取得する階層ポリシーのID
このパラメーターを指定する場合,serialnumおよびmodelも必ず指定します。serialnumおよびmodelを指定しないで,policyidを指定した場合,ストレージシステムのすべての階層ポリシーに関する情報を取得します。
指定できる値の説明については,「表4-86 ModifyVirtualVolumeコマンドのパラメーター」のパラメーターtieringpolicyを参照してください。
省略した場合,すべての階層ポリシーが対象となります。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

コマンド実行例

この例では,ストレージシステム(シリアル番号:53039,モデル:VSP)の階層ポリシーのIDが15policyid15)の情報を取得します。

HiCommandCLI GetStorageArray -o 
"D:\logs\GetStorageArray_TieringPolicy.log" subtarget=TieringPolicy 
model=VSP serialnum=53039 policyid=15

コマンド実行結果

RESPONSE:
An instance of StorageArray
    .
    . (Attributes of StorageArray are omitted here)
    .
  List of 1 TieringPolicy elements:
    An instance of TieringPolicy
      objectID=TIERINGPOLICY.R700.53039.15
      policyID=15
      policyName=Custom 10
      allocationThresholdT1Max=50
      allocationThresholdT1Min=20
      allocationThresholdT3Max=40
      allocationThresholdT3Min=10
      numberOfVVols=4

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