Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
GetStorageArray (subtarget=TieringPolicy)コマンドは,HDTボリュームに適用できる階層ポリシーの情報を取得します。
重要
- このコマンドは,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル(マイクロバージョンが83-04-02-XX/XX以降),Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-05-00-XX/XX以降),およびHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-02-00-XX/XX以降)の場合だけ有効な情報を取得できます。
表4-69 GetStorageArray (subtarget=TieringPolicy)コマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 subtarget 必須 TieringPolicyを指定します。 serialnum 任意 ストレージシステムのシリアル番号
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。model 任意 ストレージシステムのモデル
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。policyid 任意 情報を取得する階層ポリシーのID
このパラメーターを指定する場合,serialnumおよびmodelも必ず指定します。serialnumおよびmodelを指定しないで,policyidを指定した場合,ストレージシステムのすべての階層ポリシーに関する情報を取得します。
指定できる値の説明については,「表4-86 ModifyVirtualVolumeコマンドのパラメーター」のパラメーターtieringpolicyを参照してください。
省略した場合,すべての階層ポリシーが対象となります。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
この例では,ストレージシステム(シリアル番号:53039,モデル:VSP)の階層ポリシーのIDが15(policyid:15)の情報を取得します。
HiCommandCLI GetStorageArray -o "D:\logs\GetStorageArray_TieringPolicy.log" subtarget=TieringPolicy model=VSP serialnum=53039 policyid=15RESPONSE: An instance of StorageArray . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 1 TieringPolicy elements: An instance of TieringPolicy objectID=TIERINGPOLICY.R700.53039.15 policyID=15 policyName=Custom 10 allocationThresholdT1Max=50 allocationThresholdT1Min=20 allocationThresholdT3Max=40 allocationThresholdT3Min=10 numberOfVVols=4
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