Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.63 GetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)

GetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドは,Quorumディスクに関する情報を取得します。

重要
このコマンドはVSP 5000シリーズ,VSP G1000(マイクロコードのバージョンが80-01-4X-XX/XX以降),VSP G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル(マイクロコードのバージョンが83-01-2X-XX/XX以降),およびVSP Fx00モデル(マイクロバージョンが83-04-02-XX/XX以降)でだけ情報を取得できます。

パラメーター

表4-66 GetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
subtarget 必須 QuorumDiskを指定します。
serialnum 任意 ストレージシステムのシリアル番号
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。
model 任意 ストレージシステムのモデル
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。
quorumdiskid 任意 QuorumディスクのID
情報を取得するQuorumディスクのIDを指定します。
省略した場合,すべてのQuorumディスクのIDが対象となります。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターserialnumおよびmodelも必ず指定します。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

quorumdiskid
GetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはQuorumDiskを指定してください。実行結果では,quorumDiskID値がAn instance of QuorumDiskの下に表示されます。このquorumDiskIDをパラメーターquorumdiskidの値として指定してください。

コマンド実行例

この例では,ストレージシステム(モデル:VSP G1000,シリアル番号:10182)のQuorumディスクのIDが31のQuorumディスクに関する情報を取得します。

HiCommandCLI GetStorageArray 
-o "D:\logs \GetStorageArray_QuorumDisk.log" "subtarget=QuorumDisk" 
"model=VSP G1000" "serialnum=10182" "quorumdiskid=31"

コマンド実行結果

RESPONSE:
An instance of StorageArray
  objectID=ARRAY.R800.10182
  .
  . (Attributes of StorageArray are omitted here)
  .
  List of 1 QuorumDisk elements:
    An instance of QuorumDisk
      objectID=QUORUM.R800.10182.31
      quorumDiskID=31
      devNum=234
      pairedArrayFamily=R800
      pairedSerialNumber=10139
      readResponseGuaranteedTimeWhenBlocked=40

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