Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
GetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドは,Quorumディスクに関する情報を取得します。
重要
- このコマンドはVSP 5000シリーズ,VSP G1000(マイクロコードのバージョンが80-01-4X-XX/XX以降),VSP G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル(マイクロコードのバージョンが83-01-2X-XX/XX以降),およびVSP Fx00モデル(マイクロバージョンが83-04-02-XX/XX以降)でだけ情報を取得できます。
表4-66 GetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドのパラメーター
パラメーター名 指定のレベル 説明 subtarget 必須 QuorumDiskを指定します。 serialnum 任意 ストレージシステムのシリアル番号
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。model 任意 ストレージシステムのモデル
省略した場合,すべてのストレージシステムが対象となります。quorumdiskid 任意 QuorumディスクのID
情報を取得するQuorumディスクのIDを指定します。
省略した場合,すべてのQuorumディスクのIDが対象となります。
このパラメーターを指定する場合,パラメーターserialnumおよびmodelも必ず指定します。
- serialnumおよびmodel
- GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。
- quorumdiskid
- GetStorageArray (subtarget=QuorumDisk)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはQuorumDiskを指定してください。実行結果では,quorumDiskID値がAn instance of QuorumDiskの下に表示されます。このquorumDiskIDをパラメーターquorumdiskidの値として指定してください。
この例では,ストレージシステム(モデル:VSP G1000,シリアル番号:10182)のQuorumディスクのIDが31のQuorumディスクに関する情報を取得します。
HiCommandCLI GetStorageArray -o "D:\logs \GetStorageArray_QuorumDisk.log" "subtarget=QuorumDisk" "model=VSP G1000" "serialnum=10182" "quorumdiskid=31"RESPONSE: An instance of StorageArray objectID=ARRAY.R800.10182 . . (Attributes of StorageArray are omitted here) . List of 1 QuorumDisk elements: An instance of QuorumDisk objectID=QUORUM.R800.10182.31 quorumDiskID=31 devNum=234 pairedArrayFamily=R800 pairedSerialNumber=10139 readResponseGuaranteedTimeWhenBlocked=40
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.