Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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4.1.38 DeleteVResourcePartitionUnit

DeleteVResourcePartitionUnitコマンドは,仮想リソースグループを削除します。仮想リソースグループを削除すると,それに対応する物理リソースグループも削除されます。

重要
  • このコマンドはVSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,およびVSP Fx00モデルでだけ使用できます。
  • 仮想ストレージマシン内のすべての仮想リソースグループが削除された場合,仮想ストレージマシンも同時に削除されます。
  • 複数の仮想リソースグループを削除する場合は,バッチ機能を使用してください。バッチ機能については「6. バッチ機能」を参照してください。

書式

HiCommandCLI [URL] DeleteVResourcePartitionUnit [オプション] 
model=モデル serialnum=シリアル番号 
vrpuid=仮想リソースグループのリソースグループID [deletionoption=force]

パラメーター

表4-41 DeleteVResourcePartitionUnitコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
serialnum 必須 ストレージシステムのシリアル番号
model 必須 ストレージシステムのモデル
vrpuid 必須 削除する仮想リソースグループのリソースグループIDを指定します。
deletionoption 任意 このパラメーターでforceを指定した場合,仮想リソースグループを削除するのと同時に,指定された仮想リソースグループおよび物理リソースグループに属するすべてのリソースを削除します。

事前に取得するパラメーター値

serialnumおよびmodel
GetStorageArrayコマンドの実行結果から取得してください。実行結果のarrayType値またはdisplayArrayType値をパラメーターmodelに指定してください。serialNumber値をパラメーターserialnumに指定してください。

vrpuid
GetStorageArray (subtarget=VResourcePartitionUnit)コマンドの実行結果から取得してください。このコマンドを実行するときには,パラメーターmodelとパラメーターserialnumだけを指定し,パラメーターsubtargetにはVResourcePartitionUnitを指定してください。実行結果では,An instance of VResourcePartitionUnitの下に必要なresourcePartitionUnitID値が表示されます。このresourcePartitionUnitID値をパラメーターvrpuidの値として指定してください。

コマンド実行例

この例では,ストレージシステム(モデル:VSP G1000,シリアル番号:10139)の仮想リソースグループ(リソースグループID:2)を削除します。

HiCommandCLI DeleteVResourcePartitionUnit -o "D:\logs\DeleteVResourcePartitionUnit.log" "model=VSP G1000" "serialnum=10139" "vrpuid=2"

コマンド実行結果

RESPONSE:
(Command completed; empty list returned)

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