Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド
Device Manager CLIを使用するには,Java環境を設定する必要があります。Device Manager CLIのJava環境を設定するには,Device Manager CLIがサポートしているバージョンのJavaが実行マシンにインストールされていることが前提です。その上で,Device Manager CLIの実行環境に応じて適切なJREを指定します。
JREは,次のどちらかの方法で指定します。
- 環境変数HDVM_CLI_JRE_PATHによる指定(推奨)
- 環境変数PATHによる指定
Device Manager CLIの実行環境に合わせて,次のJREを指定することをお勧めします。
- Hitachi Command Suite製品に同梱されているDevice Manager CLIを使用する場合
Device Managerサーバが使用しているJREと同じJRE- Device Manager CLIをダウンロードして使用する場合
Device Managerサーバが使用しているJREと異なるJRE指定できるJREは,Device Manager CLIを実行するマシンのOSによって異なります。各OSで指定できるJREを次に示します。
- WindowsまたはLinuxの場合
Hitachi Command Suite製品同梱のJRE,またはOracle社のWebサイトからダウンロードしたJRE- AIXの場合
IBM社のWebサイトからダウンロードしたJRE- HP-UXの場合
Hewlett Packard Enterprise社のWebサイトからダウンロードしたJRE- Solarisの場合
Oracle社のWebサイトからダウンロードしたJRE
注意
- Device Managerサーバとの通信にHTTPSを使用する場合は,Hitachi Command Suite製品同梱のJREは指定できません。
参考
- Hitachi Command Suite製品同梱のJREは,次の場所に格納されています。
- Windowsの場合
<Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ>\Base64\uCPSB\jdk\jre\bin- Linuxの場合
<Hitachi Command Suiteのインストールディレクトリ>/Base64/uCPSB/jdk/jre/bin
- この節の構成
- 2.3.1 Java環境を設定する
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