Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
暗号化環境設定を編集,または設定済みの暗号化環境設定を初期化します。
- 保守員へのSVPの設定依頼(鍵管理サーバにIPアドレスではなくホスト名を指定して接続するとき)
DNSサーバのIPアドレスを保守員へ伝えてください。- 鍵管理サーバに登録されているクライアント証明書と鍵管理サーバのルート証明書の用意(鍵管理サーバを使用するとき)
それぞれの証明書については,鍵管理サーバの管理者にお問い合わせください。
- データの暗号化の無効化
対象のストレージシステムのすべてのパリティグループについて,データの暗号化を無効にしてください。VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルを使用している場合の手順を次に示します。そのほかの場合は,ストレージシステムのソフトウェア(Element Manager)を起動して操作してください。
暗号化環境設定を変更するには
- [リソース]タブのツリービューから,[ストレージシステム]を選択します。
- ツリーを展開し,対象のストレージシステム配下の[暗号化鍵]を選択します。
- 暗号化環境設定編集の画面で,暗号化環境設定の編集または初期化を実施します。
画面内での操作手順や項目については,Encryption License Keyのマニュアルを参照してください。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
暗号化環境設定編集の画面で,変更後の設定を確認できます。
設定しても鍵管理サーバが使用できない場合は,サーバへの接続設定の内容やネットワークに問題があるおそれがあります。サーバの管理者およびネットワークの管理者にお問い合わせください。
設定完了後,鍵管理サーバが使用できることを確認したら,鍵管理サーバへの接続設定をバックアップしてください。設定ファイルのバックアップ手順については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
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