Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

9.4.14 移行先ストレージシステムの副ボリュームをバックアップサーバに割り当てる

バックアップサーバからのI/Oを，移行元副ボリュームから移行先副ボリュームへ切り替えるために，次の設定をします。

• 移行元ストレージシステムのホストグループから，バックアップサーバのWWNを削除する
• 移行先ストレージシステムのホストグループへ，バックアップサーバのWWNを追加する

重要

この画面では，I/Oの切り替えについての情報だけが表示されます。実際の作業は，Storage Navigatorで行ってください。

事前に完了しておく操作

• バックアップサーバ上で動作しているバックアップスクリプトを停止する
• バックアップサーバから移行元副ボリュームへのLUNパスをオフラインにする

移行先ストレージシステムの副ボリュームをバックアップサーバに割り当てるには

1. ［モビリティ］タブから［マイグレーションプロジェクト］を選択します。
2. ツリーを展開して，対象のマイグレーションジョブを選択します。
3. ［コピーペア構成移行フロー］タブを選択し，［副ボリューム割り当て］の［実行］ボタンをクリックします。
4. 移行元ストレージシステムと移行先ストレージシステムのホストグループ情報を確認します。
5. Storage Navigatorで，移行元ストレージシステムのホストグループからバックアップサーバのWWNを削除します。
6. Storage Navigatorで，移行先ストレージシステムのホストグループにバックアップサーバのWWNを追加します。

参考

追加するバックアップサーバのWWNがすでに同じストレージポートのほかのホストグループに登録されている場合，そのホストグループに移行先副ボリュームのLU番号を登録してください。そのあと，最初に副ボリュームのLU番号が登録されていたホストグループから移行先の副ボリュームのLU番号を削除するか，またはそのホストグループを削除してください。

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