Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
業務の拡大などに合わせて,既存のUniversal ReplicatorまたはTrueCopyなどのリモートコピーグループや,既存のローカルコピーグループにコピーペアを追加します。
- 対象のコピートポロジー名
- 対象のコピーグループ名
- 対象のジャーナルグループの性能と容量(Universal Replicatorのコピーペアを追加する場合)
- ホストへの正ボリュームの割り当て
- DPプールの作成(Thin Image以外で副ボリュームを新規に作成して使用する場合)
- ホストへの副ボリュームの割り当て(副ボリュームをあらかじめ作成して使用する場合)
コピートポロジーにコピーペアを追加するには
- [レプリケーション]タブのコピートポロジーの一覧で,コピーペアを追加したいコピートポロジーをクリックして,現在の構成を確認します。
- [操作]プルダウンメニューから[コピーペア追加]を選択します。
リモートコピーのコピーペアを追加する場合は,手順3に進みます。
ローカルコピーのコピーペアだけを追加する場合は,手順5に進みます。
[レプリケーション]タブでコピーペアを追加できないコピートポロジーは,Replication ManagerまたはStorage Navigatorを使用して追加します。- 対象のストレージシステム間のコピーグループを確認します。コピー元の[ボリューム]アイコンをクリックして,正ボリュームに指定できるボリュームの一覧から,対象のボリュームを選び,[OK]ボタンをクリックします。
- 副ボリュームを追加します。コピー先の[ボリューム]アイコンをクリックして,ボリューム選択ダイアログを表示します。
新規にボリュームを作成して使用する場合は,副ボリュームを作成するDPプールを指定し,LUNパスを設定します。
既存のボリュームを使用する場合は,正ボリュームとコピーペアにしたい副ボリュームを一覧から選択します。
ローカルコピーのコピーペアを追加しない場合は,手順6に進みます。- 既存のローカルコピーグループにコピーペアを追加したい場合は,[ローカルコピー]アイコンをクリックし,コピーグループおよび副ボリュームを設定して,[OK]ボタンをクリックします。
- コピーペア追加ウィザードで[次へ]ボタンをクリックします。
プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク&アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
コピーペアを追加したコピートポロジーは,コピーグループの一覧で確認できるようになります。
重要
- global-active deviceのボリュームに割り当てるホストのOSがWindowsまたはAIXでMPIO機能を使用している場合は,ホストグループのホストモードオプションに102を設定してください。ホストモードオプションは[リソース]タブでLUNパス編集機能を使用して変更します。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
- 副ボリュームを選択する場合で,ホストグループまたはiSCSIターゲットを新規に作成するとき,正側と同じホストモードおよびホストモードオプションがデフォルトで設定されます。正側と異なる設定にしたい場合は,[正側と同じホストモード/ホストモードオプションを設定する。]チェックボックスの選択を解除してください。その場合は,ホストモードがStandardで作成されホストモードオプションは付与されないため,[リソース]タブでLUNパス編集機能を使用して変更してください。
- 副ボリュームを選択する場合,ボリューム選択ダイアログの[使用済み容量]に[不明]が表示されるときは,ペア管理サーバがまだ設定されていないか,またはDevice Managerとペア管理サーバのDevice Managerエージェント間の通信が失敗しているおそれがあります。
- Replication Managerで操作する場合は,コピートポロジーの一覧でコピートポロジー名をクリックし,コピーグループの一覧を表示して,コピーグループ名,ペア管理サーバ名および構成定義ファイル名を確認します。確認した情報を基に,[よく使うタスク]の[Replication Manager]をクリックし,Replication Managerでコピーペアまたはコピーグループを追加します。詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Managerユーザーズガイド」を参照してください。
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