Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
Device Managerの管理対象として登録しているストレージデバイスを仮想化するためのマッピングを実行します。
重要
- iSCSIポートを使用したボリュームを仮想化する場合は,[リソース]タブで対象のストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックして[System GUI]を選択するか,アプリケーションエリアに表示される[System GUI]リンクをクリックして表示される画面で実行してください。画面内での操作手順や項目の説明については,Universal Volume Managerのマニュアルを参照してください。
- 対象のボリュームまたは必要なボリュームの容量とその数
- 設定する外部パスの数
設定できる外部パスの数は,最大8本です。上記以外にも,パリティグループやドライブ回転数など,運用環境に応じて指定したい条件がある場合には,それらも確認しておいてください。
- 内部ストレージシステム(外部ストレージ接続機能を持つストレージシステム)と外部ストレージシステムの登録
- 内部ストレージシステムと外部ストレージシステムのファイバーチャネル接続またはFCoE接続
- 内部ストレージシステムのポート属性の設定(参考:5.9.2 ファイバーチャネルまたはiSCSIポートの設定を変更する)
Device Managerに登録している外部ストレージシステムのボリュームをマッピングするには
- [設定]メニューから[ボリューム仮想化]を選択します。
- 外部ストレージシステムおよび内部ストレージシステムを選択します。
- 必要な項目を指定し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
指定した条件に合致するプランが表示されます。- プランを確認し,問題がなければ実行します。
実行したプランがタスクとして登録されます。- [タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
マッピングした外部ボリュームは,[リソース]タブのツリービューから内部ストレージシステムを選択して確認できるようになります。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
- タスクが失敗した場合に,外部パスの 設定が完了していて内部ストレージシステム内のボリュームへのマッピングだけが完了していない状態のときは,ボリューム仮想化ダイアログで,外部ストレージシステムのプルダウンメニューから[外部接続先のボリュームを検索]を選択してマッピングを実施してください。
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