Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)
Compute Systems Managerでは,障害が発生したときにデータベースをリストアできます。また,Compute Systems Managerをアップグレードしたり,新しいマシンへ管理サーバを移行したりする場合などに,データベースを移行できます。
データベースをバックアップおよびリストアする方法を次に示します。
- hcmdsbackupsコマンドを使ってバックアップしたデータベースを,hcmdsdbコマンドを使ってリストアする
このバックアップおよびリストア方法を推奨しています。- hcmdsdbtransコマンドを使ってエクスポートしたデータベースを,hcmdsdbtransコマンドを使ってインポートする
リストアしたい環境が,hcmdsdbコマンドでリストアするときの条件に合わない場合に,この方法で実行します。
重要
- 障害が発生したときに備えて,hcmdsbackupsコマンドで取得するバックアップとhcmdsdbtransコマンドで取得するエクスポートを,定期的に両方実行しておくことを推奨します。
データベースを移行するには,hcmdsdbtransコマンドを使って移行元のデータベースをエクスポートしたあと,hcmdsdbtransコマンドで移行先へインポートします。
次に示すような,異なる環境のマシンにもデータベースを移行できます。
- 異なるOSのマシンへの移行(例:Windows Server 2003からWindows Server 2008への移行)
- Compute Systems Managerのインストール先が異なるマシンへの移行
- Compute Systems Managerのバージョンが移行元のバージョンよりも新しいマシンへの移行
Compute Systems Manager以外のHitachi Command Suite製品が稼働しているマシンでは,すべてのHitachi Command Suite製品について一括でデータベースのバックアップ,リストア,および移行を実行できます。
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