Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド（Web Version）

2.1.4 管理サーバの時刻を調整する

Compute Systems Managerのタスクの開始時刻やアラートの発生時刻は，管理サーバの時刻に基づいてます。

ただし，管理サーバの時刻をCompute Systems Managerの起動中に変更した場合，Compute Systems Managerが正しく動作しなくなるおそれがあります。時刻を変更する必要がある場合には，インストールの前に調整してください。

NTPなどで管理サーバの時刻を自動的に変更する場合，次の内容に注意してください。

マシンの時刻が実際の時刻よりも進んだときに，少しずつ時間を掛けてマシンの時刻と実際の時刻を合わせるように設定してください。

Windows Timeサービスなど使用する時刻修正ツールによっては，時刻のずれ幅が一定時間内であれば少しずつ時刻が修正され，一定時間を超えると時刻をさかのぼらせて一気に実際の時刻に合うよう時刻が修正されるものがあります。時刻のずれ幅が，少しずつ修正される範囲を超えないように設定してください。

重要

米国およびカナダのタイムゾーンでCompute Systems Managerを使用する場合，2007年から米国およびカナダで適用された新しいDST（サマータイム）に対応するよう，管理サーバのOSの設定を変更してください。OSが新しいDSTに対応していない場合，Compute Systems Managerも対応しません。

関連項目

2.1.1 インストール環境の確認とは

(1) Compute Systems Managerで適用される時刻について

(2) 運用開始後に管理サーバの時刻を調整する

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