1.3.3 EPF形式ファイルを出力する場合
eurpmc〔.exe〕 〔/message | /nomessage〕 /m epf 〔/rf 帳票ファイル名〕 〔/rfp 帳票ファイルのパス〕 〔/map マッピングデータファイル名〕 〔/mapp マッピングデータファイルのパス〕 〔/usr ユーザ定義データファイル名〕 〔/usrp ユーザ定義データファイルのパス〕 〔/mrs 帳票セット指定ファイル名〕 〔/mrsp 帳票セット指定ファイルのパス〕 〔/mfd 複数様式情報定義ファイル名〕 〔/mfdp 複数様式情報定義ファイルのパス〕 〔/df 文書情報設定ファイル名〕 〔/dfp 文書情報設定ファイルのパス〕 〔/sp 印刷開始ページ〕 〔/ep 印刷終了ページ〕 〔/c 印刷部数〕 〔/num {sort|stack}〕 〔/po {portrait|landscape}〕 〔/pn {on|off}〕 〔/pl {topl|topc|topr|btml|btmc|btmr}〕 〔/pf ページ番号のフォーマット〕 〔/fp ページ番号の初期値〕 〔/ip {reset|normal}〕 〔/dif 接続情報ファイル名〕 〔/difp 接続情報ファイルのパス〕 /epfn EPF形式ファイル名 〔/epfnp EPF形式ファイルのパス〕 〔/prc プリンタクラス名〕 〔/rif 置き換え表管理情報ファイル名〕 〔/rifp 置き換え表管理情報ファイルのパス〕 〔/pmip 帳票サーバのIPアドレス〕 〔/pmpn 帳票サーバのポート番号〕 〔/psenvf 環境設定ファイル(EURPS_ENV)のファイル名〕 〔/psenvfp 環境設定ファイル(EURPS_ENV)のパス〕 〔/prdatef 印刷日時出力定義ファイル名〕 〔/prdatefp 印刷日時出力定義ファイルのパス〕 〔/sptl スプールタイトル〕 〔/adpenv EUR Server - Adapterで使用する環境設定ファイルのパス〕 〔/opc {1|0}〕 〔/rid 帳票ID〕
- 〈この項の構成〉
(1) オプション指定時の注意
帳票セット(/rfオプション,/mapオプション,/usrオプション)は,複数のファイルを指定する場合,項目を「,」で区切ります。
帳票ファイル名は,/rfオプションで直接指定する以外に,/ridオプションの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定することができます。
帳票IDには,帳票のEPF形式ファイルを出力するときに使用する帳票出力定義ファイル名を,ファイル名だけ,または相対パスのどちらかを指定します。次のことに注意して指定してください。
-
ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPORTIDキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
-
相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPORTIDキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
フォルダおよびファイルの区切り文字に使用できる文字を次に示します。
Windows環境:「\」または「/」
UNIX/Linux環境:「/」
-
帳票出力定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
-
帳票出力定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
なお,/rfオプション,/mrsオプション,または/ridオプションのどれかを必ず指定してください。
/mapオプションおよび/usrオプションを指定する場合は,ファイル名の数を,/rfオプションで指定した帳票ファイル名の数以下,または/ridオプションの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイル名の数以下で指定してください。また,ファイル名の順序についても,/rfオプションまたは/ridオプションの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルで指定した帳票ファイル名の順序と合わせてください。
- (指定例1)
-
帳票ファイル名(/rfオプション)を指定して,帳票セットとして次のように指定したい。
/rf
Report1.fms
Report2.fms
/map
Report1.csv
Report2.csv
/usr
utest.csv
03_seikyusyo_u.csv
- 指定方法
/rf Report1.fms,Report2.fms /map Report1.csv,Report2.csv /usr utest.csv,03_seikyusyo_u.csv
- (指定例2)
-
帳票ファイル名(/rfオプション)を指定して,帳票セットとして次のように指定したい。
/rf
Report1.fms
Report2.fms
/map
Report1.csv
Report2.csv
/usr
指定なし
03_seikyusyo_u.csv
- 指定方法
/rf Report1.fms,Report2.fms /map Report1.csv,Report2.csv /usr ,03_seikyusyo_u.csv
- (指定例3)
-
帳票ID(/ridオプション)を指定して,指定例2と同じ帳票セットを指定したい。
- 帳票IDに紐付く帳票出力定義ファイル「ReportID」の内容
#帳票ファイル名 ReportFileName: Report1.fms ReportFileName: Report2.fms
- 指定方法
/rid ReportID /map Report1.csv,Report2.csv /usr ,03_seikyusyo_u.csv
帳票セット指定ファイル名(/mrsオプション)が指定されている場合は,帳票ファイル名(/rfオプション)の指定は省略できます。
次に示すオプションは,帳票ID(/ridオプション)と紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。
-
帳票ファイル名(/rfオプション)およびパス(/rfpオプション)
-
複数様式情報定義ファイル名(/mfdオプション)およびパス(/mfdpオプション)
-
文書情報設定ファイル名(/dfオプション)およびパス(/dfpオプション)
-
環境設定ファイル(EURPS_ENV)のファイル名(/psenvfオプション)およびパス(/psenvfpオプション)
次に示すオプションを帳票ID(/ridオプション)と同時に指定した場合は,/ridオプションの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでの同じ設定項目の指定が無効になります。
-
文書情報設定ファイル名(/dfオプション)およびパス(/dfpオプション)
-
環境設定ファイル(EURPS_ENV)のファイル名(/psenvfオプション)およびパス(/psenvfpオプション)
帳票ID(/ridオプション)を指定した場合は,次に示すオプションを指定しても無効になります。
-
帳票ファイル名(/rfオプション)およびパス(/rfpオプション)
-
複数様式情報定義ファイル名(/mfdオプション)およびパス(/mfdpオプション)
メッセージオプション(/message | /nomessage)については,「1.2 eurpmcコマンドが提供するオプション」を参照してください。
/numオプション,/poオプション,/pnオプション,/plオプション,/ipオプション,および/opcオプションに指定する値の内容については,「表1-2 プロパティオプションの内容(指定値)と対応するActiveX起動部品のプロパティ」の内容(指定値)を参照してください。
そのほかのオプションについては,ActiveX起動部品のOutputEPFReportメソッドを参照してください。
(2) 出力結果
/opcオプションで「1(総ページ数を出力する)」を指定した場合は,出力結果から帳票の総ページ数を確認できます。ただし,次のような場合は,帳票の総ページ数を出力しません。
-
コマンド起動部品がエラーで終了した場合
-
環境変数EURPS_DONT_PRINT_IF_DB_RESULT_EMPTYに「YES(データベースからの抽出件数が0の場合に帳票を出力しない)」を指定し,データベース抽出結果が0件,かつエラー(KEEU352-W)を出力して処理を終了した場合
出力結果は標準出力(stdout)に出力されます。出力結果を次に示します。
なお,出力されたプロパティについては,「6.4 ActiveX起動部品のプロパティ仕様」を参照してください。
行 |
書式 |
説明 |
---|---|---|
1 |
VVRR▼ |
コマンド起動部品のバージョン情報が「VVRR」形式で常に出力されます。 |
2 |
OutputPageCount▼ |
見出し名称が1行で出力されます。 |
3 |
ページ数※▼ |
取得結果(ページ数※)が出力されます。 |
- 注※
-
EUR Server - Adapterで実行したジョブが正常または警告で終了したタイミングで,帳票の総ページ数が設定されます。