15.3.1 帳票定義情報ファイルの格納先と出力形式
ここでは,帳票定義情報ファイルの格納先と出力形式について説明します。
帳票定義情報ファイルの項目の設定内容については,「15.4 帳票定義情報ファイルの構成」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 帳票定義情報ファイルの格納先
帳票定義情報ファイルのフォルダ構成を次に示します。
変換時に指定したフォルダ下には,帳票定義情報構成ファイル(.esp)と帳票定義情報構成フォルダが作成されます。帳票定義情報構成ファイルは,変換した帳票ファイルの名称に拡張子「.esp」を付けた名称となります。
帳票定義情報構成フォルダは,変換した帳票ファイルの名称となります。帳票定義情報構成フォルダ下に,帳票定義情報ファイル(.csv)が出力されます。
(2) 帳票定義情報ファイルの出力形式
帳票定義情報ファイルは,帳票定義情報をコンマで区切ったCSV形式のファイルです。帳票定義情報ファイルの形式を次に示します。
出力形式 |
説明 |
|
---|---|---|
1行目 |
"項目名","項目名",… |
定義情報の項目名 |
2行目以降 |
"出力値","出力値",… : : |
定義情報に対応する内容 |
-
項目名と出力値は,Unicodeで出力されます。
-
出力値が設定されていない場合は,区切り記号のコンマだけを出力します。
-
パラメタのように定義情報が複数あったり,添付ファイルのように個数が可変であったりする場合は,2行目以降の情報が複数行になります。
-
データに「"」,または「\」が含まれている場合は,次のように「"」,または「\」が二つ続けて出力されます。
- (出力例)
-
データ ファイル出力値
「a"aa」 → 「"a""aa"」
「a\aa」 → 「"a\\aa"」
-
改行コードは,「\n」に変換して出力されます。
帳票定義情報ファイルの出力例を次に示します。