13.11.12 文字幅計算方法の設定
帳票を出力する場合の固定ピッチフォントの文字幅計算方法を,[表示]タブで設定できます。可変ピッチフォント(プロポーショナルフォント)の場合は,[表示]タブでの設定に関係なく,フォントの文字幅を文字ごとに取得して計算します。
設定できる文字幅計算方法のモードを次に示します。
-
静的モード
固定ピッチフォントの文字幅を固定値として計算します。半角の場合はアイテムのフォント幅,全角の場合はアイテムのフォント幅の2倍で計算します。全角半角の判定は,フォントの言語によって次のフォントの情報を適用します。
表13‒20 フォントの言語ごとの文字幅計算に適用するフォント フォントの言語
適用するフォント
英語フォント
Courier
日本語フォント
MS 明朝
簡体字中国語フォント
新宋体
繁体字中国語フォント
細明体
全角半角の判定で,EURがフォントの言語を判定できない場合は,実行ロケールによって次のデフォルトフォントの情報を適用します。
表13‒21 実行ロケールごとの文字幅計算に適用するフォント 実行ロケール
適用するフォント
中国語(簡体字)ロケール
NSimSun
日本語ロケール
MS 明朝
上記以外
Courier
-
動的モード
固定ピッチフォントの文字幅を使用するフォントに合わせて計算します。
出力形式によって出力結果が異なることがあります。出力結果の違いについてはマニュアル「EUR システム設計ガイド」を参照してください。