5.5.1 表をページ単位で分割する
改ページのキーフィールドを設定します。ここでは,帳票ウィンドウ上でフィールドを選択して設定する方法について説明します。
- どの時点で操作するか
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繰り返しの定義が終わってから
- 対象帳票の条件
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1ページ1レコードを除くすべての帳票であること
- 対象フィールドの条件
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マッピングデータウィンドウから貼り付けたフィールドであること
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表中のフィールドでなくてもよい
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- 〈この項の構成〉
(1) 表をページ単位で分割する
ツールボックスの ボタンを選択し,[文字]のチェックボックスをオンにして操作してください。
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キーフィールドを指定する
改ページのキーになるフィールドを一つ選択します。複数のフィールドに改ブロックを設定する場合は,フィールドを一つずつ選択してください。
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改ページを設定する
[繰り返し]−[改ブロック/改ページ]−[改ページ〔初期化あり〕],または[改ページ〔初期化なし〕]を選択します。
[改ページ〔初期化あり〕]を選択した場合は,キーとなるフィールドのデータが変わった時点で,ページ番号を開始番号に初期化して印刷します。ページ番号の初期化は,[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブの[改ページの設定に従う]のチェックボックスで指定します。
[改ページ〔初期化なし〕]を選択した場合は,キーとなるフィールドのデータが変わっても,通し番号でページ番号を印刷します。
- 重要
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[改ページの設定に従う]のチェックボックスの指定は,[アイテムのプロパティ]ダイアログの[表示形式](ページ番号)タブで,[バージョン2形式]ラジオボタンが指定されたときに有効になります。
(2) 補足説明
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罫線を繰り返しの対象に設定している場合(可変形式の帳票),改ページのキーがブレイクするまで罫線が設定されます。
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改ページと集計の機能を組み合わせることで,改ページごとに集計できます。
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帳票ウィンドウに貼り付けたアイテムを見ながら改ページを設定する場合は,キーにするフィールドを選択したあと,[繰り返し]−[改ブロック/改ページ]から設定することをお勧めします。
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改ページの設定は,[改ブロック/改ページ一覧]ダイアログから設定したり,変更したりすることもできます。[改ブロック/改ページ一覧]ダイアログには,マッピングデータウィンドウのすべてのフィールド名と,改ブロック/改ページのキーフィールドの設定内容を一覧にして表示するので,設定内容を確認しながら設定するのに便利です。また,帳票ウィンドウに貼り付けていないフィールドに,改ページの設定もできます。
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キーにするフィールドを選択したあと,[繰り返し]−[改ブロック/改ページ]を選択すると,選択したフィールドの設定状態をメニューの前のチェックマークで示しています。