4.5.2 余白にページ番号を配置する
ページの余白に,ページ番号を挿入できます。
- 〈この項の構成〉
(1) 余白にページ番号を配置する手順
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[レポートのプロパティ]ダイアログを表示する
[ファイル]−[プロパティ]を選択します。[レポートの構成]タブを選択します。
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余白へのページ番号を設定する
次に示す項目を設定します。
- 貼付域外の印刷:
-
余白へのページ番号を印刷する場合は,[貼付域外の印刷]グループボックスの[する]のラジオボタンをクリックします。
- 形式:
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余白のページ番号の印刷形式を指定します。ページ番号を「*」,最終ページ番号を「$」で示して印刷形式を指定します。ほかの文字は,固定文字として扱います。「*」と「$」を全角文字で設定すると,全角文字のページ番号で印刷できます。初期値は,「−*−」です。
(例)
指定した形式
出力結果
*
ページ番号は半角文字。
1
−*−
ページ番号は全角文字。
ページ番号の前後に固定文字「−」を付加。
−1−
−*/$−
ページ番号,最終ページ番号は全角文字。
ページ番号の前後に固定文字「−」を付加。
n/m形式で出力するため,ページ番号と最終ページ番号の間に「/」を指定。
−1/5−
(*)
ページ番号は全角文字。
ページ番号の前後に固定文字「(」「)」を付加。
(1)
位置:
余白(帳票上のマージン内)へのページ番号の印刷位置を選択します。
指定できる印刷位置を次に示します。初期値は,「中央下」です。
開始番号:
ページ番号の初期値を指定します。初期値として指定できる値は,1〜32,767です。この初期値を設定することで,印刷する時の開始ページ番号を変更できます。*/$形式の場合でも有効です。
改ページの設定に従う:
帳票内に改ページの設定(初期化あり)がある場合,その改ページのタイミングでページ番号を初期化するかどうかを指定します。
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[OK]ボタンをクリックする
[OK]ボタンをクリックします。帳票ウィンドウに戻り,設定が反映されます。
(2) 貼付域のページ番号との関係
UNIX版 EUR旧製品の帳票は,貼付域にページ番号アイテムを挿入できないため,ページ番号を余白に設定します。
余白のページ番号は,[用紙の設定]ダイアログの[余白]で設定した領域に印刷されます。余白のページ番号を出力する場合は,プリンタのハードマージンに掛からないように,用紙の余白は余裕を持って設定してください。
(3) 補足説明
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余白へのページ番号の印刷は,アプリケーションから帳票を印刷する場合に,プログラムから変更できます。
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余白へのページ番号を設定しても,帳票ウィンドウには表示されません。印刷プレビューで確認してください。