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JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


26.3.2 名前解決を制限する

DNS(またはほかの名前解決)サービスの制限がわかっている場合は,NNMとNNMiにこれらのデバイスのルックアップを避けるよう指示できます。この作業がシステムに該当しない場合は,「26.3.1 SNMPアクセスを設定する」に進んでください。

[図データ]

  1. 次のファイルを確認し,NNMが「アドレスからホスト名への名前解決」から除外するアドレスを特定する。

    • Windows:%OV_CONF%\ipnolookup.conf

    • Linux:$OV_CONF/ipnolookup.conf

  2. 次のコマンドを実行し,NNMが「名前からアドレスへの名前解決」から除外するホスト名を調べる。

    snmpnolookupconf dumpCache > snmpnolookup.out

    [図データ]

  3. アドレスを手順1.から次のファイルに追加する。

    • Windows:%NnmDataDir%shared\nnm\conf\ipnolookup.conf

    • Linux:$NnmDataDir/shared/nnm/conf/ipnolookup.conf

  4. ホスト名を手順2.から次のファイルに追加する。

    • Windows:%NnmDataDir%shared\nnm\conf\hostnolookup.conf

    • Linux:$NnmDataDir/shared/nnm/conf/hostnolookup.conf

    これらの設定ファイルのフォーマットについては,ipnolookup.confhostnolookup.confのリファレンスページを参照してください。

    [図データ]

    NNMiは検出の間だけルックアップを実行します。NNM非ルックアップ設定をNNMiで再現すると,スパイラル検出の動作が自動的に改善されます。

  5. NNMiでは,表示する名前ラベルに,DNSホスト名,IPアドレス,またはMIB II sysNameのどれかを選択して使用できる。次の手順で設定する。

    a NNMiコンソールで,[設定]ワークスペースを開きます。

    b [検出]>[検出の設定]を選択します。

    c [ノード名の解決]エリアでノード名優先を設定します。