26.3.2 名前解決を制限する
DNS(またはほかの名前解決)サービスの制限がわかっている場合は,NNMとNNMiにこれらのデバイスのルックアップを避けるよう指示できます。この作業がシステムに該当しない場合は,「26.3.1 SNMPアクセスを設定する」に進んでください。
次のファイルを確認し,NNMが「アドレスからホスト名への名前解決」から除外するアドレスを特定する。
Windows:%OV_CONF%\ipnolookup.conf
Linux:$OV_CONF/ipnolookup.conf
次のコマンドを実行し,NNMが「名前からアドレスへの名前解決」から除外するホスト名を調べる。
snmpnolookupconf dumpCache > snmpnolookup.out
アドレスを手順1.から次のファイルに追加する。
Windows:%NnmDataDir%shared\nnm\conf\ipnolookup.conf
Linux:$NnmDataDir/shared/nnm/conf/ipnolookup.conf
ホスト名を手順2.から次のファイルに追加する。
Windows:%NnmDataDir%shared\nnm\conf\hostnolookup.conf
Linux:$NnmDataDir/shared/nnm/conf/hostnolookup.conf
これらの設定ファイルのフォーマットについては,ipnolookup.confとhostnolookup.confのリファレンスページを参照してください。
NNMiは検出の間だけルックアップを実行します。NNM非ルックアップ設定をNNMiで再現すると,スパイラル検出の動作が自動的に改善されます。
NNMiでは,表示する名前ラベルに,DNSホスト名,IPアドレス,またはMIB II sysNameのどれかを選択して使用できる。次の手順で設定する。
a NNMiコンソールで,[設定]ワークスペースを開きます。
b [検出]>[検出の設定]を選択します。
c [ノード名の解決]エリアでノード名優先を設定します。