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NNMiのインストールに失敗した環境で再度インストールを行う場合,リリースノートの付録に記載されているNNMiの手動削除手順を実施してからインストールを実施してください。
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NNMiをインストールするサーバーのホスト名は,RFCに準拠したホスト名にしてください。
ホスト名に使用できる文字は,英数字(A-Z,a-z,0-9),ハイフン(-),およびドメイン名を区切るドット(.)です。
RFCに準拠していないホスト名(例:アンダーバー(_)を含むホスト名)が設定されていると,NNMiコンソールの接続やコマンドの実行に失敗する場合があります。
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NNMiをインストールするサーバーで,あらかじめ自ホストの名前解決ができること,およびlocalhostが127.0.0.1で名前解決できることを確認してください。
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- Windows
OSのシステムドライブがCドライブであることを確認してください。システムドライブがCドライブ以外の環境には,NNMiをインストールできません。
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- Windows
NNMiをインストールするディスクドライブやデータディレクトリを配置するディスクドライブに厳しいセキュリティ設定をしている場合,セキュリティの設定が必要になる場合があります。詳細については,「1.5.1 ディスクドライブのセキュリティ設定(Windowsの場合)」を参照してください。
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- Windows
SNMPサービスをチェックしてください。SNMP Serviceがインストールされている場合,このサーバーでSNMP Trap Serviceを無効にする必要があります。
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対応Webブラウザをインストールして有効にします。「1.1 ハードウェアおよびソフトウェアを確認する」および「1.5.3 NNMiコンソール用のWebブラウザの有効化」を参照してください。
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DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)をお使いの場合,NNMi管理サーバーには,常に同じIPアドレスが割り当てられるように設定してください。
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NNMiのインストールが完了するまで,ウイルス対策ソフトウェアを無効にしてください。NNMiのインストールが完了したら,各ウイルス対策サービスを再起動してください。
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- Linux
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LinuxサーバーにNNMiをインストールするためには,NNMiが必要とする次のライブラリファイル,コマンド,およびパッケージをインストールしておくことが必要です。また,それぞれの依存関係があるライブラリファイルについてもインストールしてください。
RHEL 8.1以降,CentOS 8.1以降またはOracle Linux
8.1以降では追加で以下をインストールしてください。
詳細については,「1.5.4 Linuxへの必要なライブラリのインストール(Linuxの場合)」を参照してください。
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NNMiが使用するデータベースはPostgreSQLです。PostgreSQLがインストールされているサーバーにNNMiをインストールする場合,ポート競合が発生しないようにする必要があります。NNMiで使用するPostgreSQLのポートは,5432/TCPです。そのため,既存のPostgreSQLのポートを5432/TCP以外に変更してからインストールしてください。必要に応じて,インストール後にNNMiで使用するPostgreSQLのポートを変更してください。
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NNMiが使用するすべてのポートが利用できることを確認します。NNMiが使用するポート一覧やファイアウォールの通過方向は,「付録E NNMiが使用するポートの一覧」を参照してください。
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自ホストのIPアドレスとの通信をファイアウォールなどでブロックしないでください。
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- Windows
NNMiは,[コントロールパネル]の言語の設定で,[形式]に設定した言語でインストールされます。[形式]に設定した以外の言語でNNMiを使用することはできません。OSインストール時の言語から変更する場合は,OSインストール時の言語は英語だけとします。NNMiをインストールする前に,次の設定を行ってください。
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[コントロールパネル]の言語の設定で,[形式]の言語を[表示言語]の設定に合わせ,日本語または英語または中国語に設定します。
なお,上書きインストールの場合は,ここで指定する言語を上書き前のNNMiの言語と一致させる必要があります。
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[設定のコピー]でシステムアカウントに設定をコピーします。
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[Unicode対応ではないプログラムの言語]の言語を設定します。
手順1で[形式]に設定した言語と同じ言語を設定します。
- Linux
NNMi管理サーバーのロケールには次のどれかを設定してください。
ja_JP.UTF-8,C,zh_CN.utf8
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古いバージョンのNNMをアンインストールしてもその設定情報が残っています。以前の古い情報は,古いバージョンのNNMのリリースノートを参照して,インストール前に削除しておくようにしてください。
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- Windows
この製品をインストールする前に,Windowsのサービス画面([コントロール パネル]>[管理ツール]>[サービス]より起動される画面)が起動していないことを確認してください。起動している場合はサービス画面を閉じてください。
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- Windows
システム環境変数Pathに設定されている文字列の長さと次のディレクトリのパスの長さの和が950バイト以上になる場合,この製品のインストールに成功しても,次のパスがシステム環境変数Pathに追加されないことがあります。
- %NnmInstallDir%bin\;
- %NnmDataDir%shared\nnm\actions\;
インストール終了後,システム環境変数Pathに上記のパスが追加されていない場合は,手動で追加してください。
環境変数の詳細については,「付録C.1 マニュアルで使用する環境変数」を参照してください。
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- Windows
NNMiをデフォルト以外のパスにインストールする場合,インストールディレクトリとデータディレクトリの名称に使用できる文字は,英数字(A-Z,a-z,0-9),ハイフン(-),ピリオド(.),アンダーバー(_),半角スペース( )です。ただし,複数連続する半角スペースは使用できません。また,それぞれの絶対パスの最大長は60文字です。
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- Windows
<drive>:\Documents and Settingsなど接合点を含むパスは指定しないでください。一時ファイルが削除されないなどの不具合が発生する場合があります。
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- Windows
環境変数%TEMP%と%TMP%の値が異なる環境に,NNMiをインストールすると,インストールに失敗することがあります。インストール前に環境変数%TEMP%と%TMP%の値が同じであることを確認してください。異なる場合は,%TEMP%と%TMP%に同じ値を設定してください。
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- Windows
環境変数に次の変数を設定しないでください。
ほかの製品でこれらの環境変数が設定されている場合は,この製品との共存ができない場合があります。これらの環境変数を設定したまま,NNMiをインストールすると,インストールに失敗する場合があります。
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- Windows
リモートデスクトップサービスのリモートデスクトップセッションホストがインストールされている場合は,NNMiをインストールする前に次の設定が必要です。
- change user
/installを実行してインストールモードに変更します。
設定の詳細はリモートデスクトップセッションホストのヘルプを参照してください。
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- Windows
NNMiをインストールするシステムに,OSの再起動が必要な変更をした場合は,NNMiをインストールする前にOSを再起動してください。
OSの再起動が必要な例として,次のレジストリ値が存在する場合があります。値が存在している場合,NNMiはインストールを中断することがあります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\PendingFileRenameOperations
通常は,OSを再起動することでこのレジストリ値はなくなります。
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- Windows
NNMiはインストールおよびアンインストール時に,%TEMP%ディレクトリを最大500MB使用します。ディスク容量が不足していると,インストールやアンインストールが失敗する場合があります。
- Linux
NNMiはインストールおよびアンインストール時に,/tmpディレクトリを最大1GB使用します。ディスク容量が不足していると,インストールやアンインストールが失敗する場合があります。
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- Windows
インストール作業中は,[ローカル グループ ポリシー エディタ]>[コンピューターの構成]>[管理用テンプレート]>[Windows コンポーネント]>[リモート デスクトップ サービス]>[リモート デスクトップ セッション ホスト]>[一時フォルダ]の「セッションごとの一時フォルダを使用しない」と「終了時に一時フォルダを削除しない」を「有効」にしてください。設定の変更をシステムに反映させるため,一度ログオフし,再度ログオンしてください。
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- Windows
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Application
Experienceサービスの,サービスの設定が無効になっている場合は手動に変更してください。無効になっていると,NNMiのインストールに失敗します。
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- Linux
この製品を再インストールした場合は,NNMiを前提としているほかのアプリケーションについても再インストールおよびそれに伴う各種設定をしてください。
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- Linux
この製品を前提とするアプリケーションのインストールは,この製品のインストール後の環境設定が終了してから行ってください。また,アプリケーションをインストールする際は,必ずovstopコマンドを実行してから行ってください。
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- Linux
Hitachi PP Installerが実行されているターミナルウィンドウのサイズは,NNMiインストール中は変更しないでください。インストール中にウィンドウサイズを変更すると,NNMiが正常にインストールできない場合があります。
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- Linux
NNMiでは,UDPの受信バッファに8MB,送信バッファに2MB必要です。
バッファ用に確保されているメモリ容量の設定を変更するには,/etc/sysctl.confファイルを編集して,次のエントリを追加してください。
# NNM settings for UDP receive and send buffer sizes
net.core.rmem_max = 8388608
net.core.wmem_max = 2097152
/etc/sysctl.confファイルの編集後にOSを再起動するか,/sbin/sysctl -pコマンドを実行して変更を反映させてください。
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- Linux
kernel.shmmaxやkernel.shmallの値が小さ過ぎる場合があります。この場合,/etc/sysctl.confファイルを編集して次のエントリを追加してください。推奨する値は64GBです。
# NNM settings for embedded database
kernel.shmmax = 68719476736
kernel.shmall = 68719476736
kernel.shmmaxやkernel.shmallの値を設定する場合は,/etc/sysctl.confファイルの編集後にOSを再起動するか,/sbin/sysctl -pコマンドを実行して変更を反映させてください。
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- Linux
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NNMiインストールスクリプトは,2つのグループ(nmsgrpとnmsdb),2つのユーザー(nmsprocとnmsdbmgr),および対応する$HOMEディレクトリを自動的に作成します。これらの操作は,次の理由によって失敗することがあります。
NNMiインストーラがこれらのグループ,ユーザー,またはディレクトリの作成に失敗すると,インストールが中止されます。この場合は,インストールを実行する前にユーザーを手動で作成してからインストールしてください。
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nmsgrpグループでnmsprocユーザーを作成する。
$HOMEディレクトリを任意のディレクトリに設定しますが,そのディレクトリは存在する必要があります。
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nmsdbグループでnmsdbmgr ユーザーを作成する。
$HOMEディレクトリを任意のディレクトリに設定しますが,そのディレクトリは存在する必要があります。
これらの操作に失敗することがわかっていて,ユーザーID,グループID,または$HOMEの場所を制御する必要がある場合は,グループ,ユーザー,および$HOMEディレクトリを作成してからインストーラを起動できます。
useraddコマンドによってユーザーを作成した場合,デフォルトでは/home/<ユーザー名>がホームディレクトリになります。
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- Windows Server 2012 R2のみ
- Windows更新プログラム KB2919355 を適用しておくことが必要です。
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