Hitachi

JP1 Version 13 JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)


5.4.2 ホスト名の設定

/etc/hostsファイルに、次に示すホスト名を設定します。

ファイアウォール環境で使用する場合は、使用しているファイアウォール環境によって定義が異なりますので注意してください。定義の詳細については、「5.4.4 ファイアウォールを使用する場合の設定」を参照してください。

注意事項
  • ネームサーバを使用したTCP/IP環境でシステムを構築する場合、ホスト名の別名は、大文字・小文字を変えただけの、同じ名称を指定しないでください。指定できない例を次に示します。

(例)指定できない例(/etc/named.dbでネットワーク情報を定義する場合)
host.hitachi.com     IN A     123.456.0.7
HOSTNAME.hitachi.com IN CNAME host.hitachi.com
HostName.hitachi.com IN CNAME host.hitachi.com
  • 自システムのホスト名またはIPアドレスを変更する場合は、実行中の指令が存在しないことを確認した上で、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentを停止した状態で変更してください。また、配布管理システムの設定で運用キーにホスト名を指定していて、自システムのホスト名(OSの自ホスト名または動作環境設定用ファイルのDMHOSTNAME)を変更した場合、または、運用キーにIPアドレスを指定していて自システムのIPアドレス(OSの自IPアドレスまたは動作環境設定用ファイルのDMIPADDR)を変更した場合には、次のファイルを削除する必要があります。

    HP-UX以外の場合:/NETMRDS/rdsprm/.myname

    HP-UXの場合:/var/opt/NETMDMW/rdsprm/.myname

  • /etc/hostsやネームサーバに自システムのホスト名が設定されていない場合、マネージャと接続できないNICのIPアドレスを自システムのホスト名として使用する場合があります。マネージャと接続できないNICが存在する場合は、/etc/hostsやネームサーバに自システムのホスト名を設定してください。(バージョン12-00-04以降)

  • OSがHP-UXの環境で、自システムのホスト名を/etc/hostsまたはネームサーバに設定していない場合、次の注意事項があります。(バージョン12-00-04以降)

    1.ソフトウェア情報を通知する際、他社ソフトウェア情報とパッチ情報を通知しません。

    2.他社ソフトウェアおよびOSパッチは配布できません。