2.26.2 優先度設定機能
パッケージャおよびコマンドでのパッケージングする時に、優先度を指定できます。
優先度設定機能の指定項目を次の表に示します。
指定項目 |
指定内容 |
指定対象 |
指定できる値 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
優先度 |
パッケージの優先度を指定します。 |
パッケージ |
1〜9 |
5 |
優先配布機能での優先度を1〜9の9段階の数字で表します。数字が大きいほど優先度が高くなります。
優先度はパッケージ間の優先順を比較するための相対的な値であって、数字そのものに意味はありません。例えば通常のパッケージを優先度7で配布している場合は、優先度6での配布は優先度が低い配布という意味となります。
優先度は次の様に決めて運用することができます。
-
通常は優先度1で配布し、緊急で配布したいパッケージがある場合は優先度2で配布します。その後さらに緊急で配布したいパッケージがある場合は3以上と優先度を上げていきます。
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通常のパッケージをデフォルト5の優先度で配布し、サイズが大きいなどの理由で後回しにしてもよいパッケージの場合は優先度を4など低い値とします。