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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications


7.2.2 サービス連携オブジェクト監視ジョブの詳細定義画面

サービス連携オブジェクト監視ジョブの詳細定義画面について説明します。

図7‒28 サービス連携オブジェクト監視ジョブの詳細定義画面

[図データ]

[サービス連携オブジェクト監視ジョブ]の詳細定義画面の表示項目と入力値制限を次に示します。

認証定義名

サービス連携オブジェクト監視ジョブで使用する認証定義を入力します。

カスタム入力項目

サービス連携オブジェクト監視ジョブで使用するカスタム入力項目を入力します。

監視対象オブジェクト名

オブジェクトの一覧の情報を取得するコマンドで切り出したオブジェクト名から,監視対象となるオブジェクト名を入力します。総称名指定で複数のオブジェクトを監視対象とすることができます。詳細は「6.2.1 (4) 監視対象オブジェクト名の指定方法について」を参照してください。

監視条件

監視対象オブジェクトの情報から,どの条件で監視成立とするかを設定します。

作成

監視対象オブジェクトが作成されたときに監視成立とします。なお,初回の監視時にすでに作成されていたときに監視成立とするかどうかのオプションが指定できます。

削除

監視対象オブジェクトが削除されたときに監視成立とします。なお,初回の監視時にすでに削除されていたときに監視成立とするかどうかのオプションが指定できます。

更新

監視対象オブジェクトの情報で,更新監視対象としている情報に変更があったときに監視成立とします。更新監視対象とする情報は,Web GUIの[オブジェクト監視定義]画面の[監視処理]で設定する「更新監視対象1〜3」の情報です。

監視間隔

指定した監視対象オブジェクトが,監視条件の成立条件を満たしているかを確認する間隔を入力します。

項番

表示項目

入力形式

入力値制限

指定要否

仮定値

1

認証定義名

テキストボックス

64バイト以内の文字列。

英数字,ハイフン(-),アンダーバー(_),スラッシュ(/),疑問符(?),ピリオド(.)が使用できます。

マクロ変数の指定ができる入力項目です。

任意

なし

2

Web GUIの[オブジェクト監視定義]画面の[変数の設定]ダイアログ上で[AJS3 - Viewのカスタム入力項目]の「ラベル名」に指定した値

テキストボックス

[AJS3 - Viewのカスタム入力項目]の「文字列長」と「入力禁止文字」に指定した規則で制限されます。

詳細は「7.1.9 (3)[変数の設定]ダイアログ」を参照してください。

マクロ変数の指定ができる入力項目です。

任意

なし

3

監視対象オブジェクト名

テキストボックス

3,072バイト以内の文字列。

マクロ変数の指定ができる入力項目です。

必須

なし

4

作成の監視条件のオプション

リストボックス

以下から選択します。

  • 新規オブジェクト作成時に条件成立

  • 既存オブジェクトも条件成立

必須

新規オブジェクト作成時に条件成立

5

削除の監視条件のオプション

リストボックス

以下から選択します。

  • オブジェクト削除時に条件成立

  • 既に存在しない時も条件成立

必須

オブジェクト削除時に条件成立

6

監視間隔

テキストボックス

60〜600の数値。

単位は秒です。

必須

60

注※ 監視条件で該当の監視条件にチェックを入れた場合,指定が必須となります。チェックを入れていない場合は,本項目は非活性となります。