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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 for Cloud Service Applications


4.1.2 実行するコマンドに応じた認証情報の管理方法の検討

実行するコマンドのインターフェースに応じた認証情報の管理方法を検討します。

4.1.1 接続先サービスや実行するコマンドの環境に応じた検討」の接続処理,および共通環境変数が必要となる場合は,(1)と(2)の管理方法を参照してください。特に接続処理が不要な場合は(3)の管理方法を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) コマンド実行時に環境変数を指定する

コマンドが環境変数の情報(例えばアカウント情報やアクセスキー情報)を用いて接続を行う場合,以下の管理方法を検討してください。

上記の管理方法で,実行されるコマンドすべてに環境変数が設定されて動作します。

(2) コマンドの引数に指定する

引数に認証情報(例えばアカウント情報やアクセスキー情報)を指定して接続を行う場合,以下の管理方法を検討してください。

(3) コマンド側の環境設定で動作する

コマンドの認証インターフェース上,(1)と(2)のように環境変数や引数指定で接続処理を行わなくても接続できる場合は,認証定義や接続定義をJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsで定義する必要はありません。

例えば以下のような管理方法がコマンド側に存在する場合は利用を検討します。