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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 - Definition Assistant


4.6.1 カレンダー情報の概要

ここではJP1/AJS3のカレンダー情報の概要,およびJP1/AJS3 - Definition Assistantのカレンダー情報の変更で使用できるオプションについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) カレンダー情報

JP1/AJS3では,ジョブネットの実行予定の一つとして運用日・休業日を定義し,JP1/AJS3運用上のカレンダーとして作成できます。

カレンダー情報は,JP1/AJS3 - Viewでは[月間カレンダー編集]ウィンドウまたは[年間カレンダー編集]ウィンドウで設定し,JP1/AJS3 - Definition Assistantでは定義情報管理テンプレートのカレンダー定義情報部で設定します。詳細については,「5.1.1(7) カレンダー定義情報部」を参照してください。

JP1/AJS3 - Definition Assistantでは,カレンダー情報をインポート機能で取り込み,エクスポート機能で反映できます。

図4‒28 JP1/AJS3 - Definition Assistantでのカレンダー情報のインポートとエクスポート

[図データ]

(2) カレンダー情報の変更で使用できるオプション

JP1/AJS3 - Definition Assistantでカレンダー情報を変更する場合は,定義情報管理テンプレートのカレンダー定義情報部の運用日・休業日のセルの先頭または日付の末尾に,変更したい内容に応じたオプションを追加し,そのセルを[F2]キーでマーキングします。マーキングしたセルの内容は,定義情報の変更エクスポートを実行したときに反映されます。

カレンダー定義情報部(運用日・休業日)の変更で使用できるオプションを,次の表に示します。

表4‒11 カレンダー定義情報部(運用日・休業日)の変更で使用できるオプション

項番

変更したい内容

セルに指定する内容

オプションの使用方法の詳細

日付

オプション

1

運用日または休業日の日付を追加

追加したい日付

指定なし

4.6.2(1)

2

運用日または休業日の日付を削除

削除したい日付

:X(日付の末尾)

4.6.2(2)

3

指定した日付(削除対象日)以前のカレンダー情報をまとめて削除※1

削除対象日の日付

:D(日付の末尾)

4.6.2(3)

4

カレンダー情報をすべて削除※2

指定なし

:C(先頭行)

4.6.2(4)

注※1

マーキングしていないカレンダー情報(運用日,休業日)のセルの定義情報も削除対象となります(変更エクスポートによる更新の影響を受けます)。残したい定義情報がある場合は,残したい値を設定したセルをマーキングしておく必要があります。

注※2

マーキングしていないカレンダー情報(週間標準値,運用日,休業日)のセルの定義情報も削除対象となります(変更エクスポートによる更新の影響を受けます)。残したい定義情報がある場合は,残したい値を設定したセルをマーキングしておく必要があります。