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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 - Definition Assistant


3.1.3 Excelのマクロの有効化(セキュリティレベルの確認)

JP1/AJS3 - Definition Assistantの機能は,Excelのマクロを使用しています。

次に示す(1)または(2)の方法でExcelのマクロを有効にしてください。

〈この項の構成〉

(1) [コンテンツの有効化]で設定する

Excelでは,デフォルトで[セキュリティセンター]−[マクロの設定]に「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」が設定されています。この状態で定義情報管理テンプレートを開くと,メッセージバーに「セキュリティの警告 マクロが無効にされました」というメッセージが表示されます。その際,[コンテンツの有効化]ボタンをクリックしてください。

補足事項

[セキュリティセンター]−[マクロの設定]で「すべてのマクロを有効にする(推奨しません。危険なコードが実行される可能性があります)」を設定することでも定義情報管理テンプレートのすべての機能を使用できるようになります。ただし,この方法は定義情報管理テンプレート以外のExcelファイルに対してもマクロが有効になるため注意してください。

また,「警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする」または「デジタル署名されたマクロを除き,すべてのマクロを無効にする」を設定した場合は,定義情報管理テンプレートの一部の機能を使用できません。

(2) [セキュリティセンター]−[信頼できる場所]で設定する

次に示す手順で,インポートまたはエクスポート操作時に使用する定義情報管理テンプレートのファイル格納フォルダを,[セキュリティセンター]−[信頼できる場所]に追加してから使用してください。

  1. Excelを起動する。

  2. [ファイル]タブを選択し,[オプション]をクリックする。

    [Excelのオプション]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 左側の領域で[セキュリティセンター]を選択し,右側の領域で[セキュリティ センターの設定]ボタンをクリックする。

    [セキュリティセンター]ダイアログボックスが表示されます。

  4. 左側の領域で[信頼できる場所]を選択し,右側の領域で[新しい場所の追加]ボタンをクリックする。

    [Microsoft Officeの信頼できる場所]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [パス]に,インポートまたはエクスポート用の定義情報管理テンプレートのファイル格納フォルダのパスを入力する。または[参照]ボタンをクリックし,インポートまたはエクスポート用の定義情報管理テンプレートのファイル格納フォルダを指定する。

  6. [この場所のサブフォルダも信頼する]をチェックし,[OK]ボタンをクリックする。

  7. [セキュリティセンター]ダイアログボックスの右側の領域の[信頼できる場所]で,手順5で指定したフォルダのパスが追加されていることを確認する。

    インポートまたはエクスポート用の定義情報管理テンプレートのファイル格納フォルダが複数ある場合は,手順4〜手順6を繰り返し行ってください。