3.3.3 ajsrestoreコマンドまたはJP1/AJS3 - Viewでユニットを回復する手順
ajsrestoreコマンドまたはJP1/AJS3 - Viewでユニットを回復するために必要な権限を次の表に示します。
対象 |
回復に必要な操作権限 |
---|---|
退避ボックス |
OSユーザーでのディレクトリ移動権限 |
退避ファイル |
OSユーザーでの更新権限 |
回復する階層の上位のユニット |
JP1ユーザーでの参照権限 |
回復する階層 |
JP1ユーザーでの参照権限 |
回復する階層の下位のユニット |
JP1ユーザーでの参照権限 |
JP1/AJS3 - Viewでユニットを回復する手順を説明します。
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[JP1/AJS3 - View]ウィンドウまたは[ジョブネットエディタ]ウィンドウで,回復先のジョブネットまたはジョブグループを選択する。
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[ファイル]−[回復]を選択する。
[回復]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの[退避ボックス]には,現在定義されている退避ボックス名が表示されています。
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[退避ボックス]でボックス名を選択する。
選択した退避ボックスに格納されている退避ファイル一覧が[退避ファイル]に表示されます。
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[退避ファイル]から退避ファイル名を選択してダブルクリックする。
ファイル名が[回復の対象]に入力されます。
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[OK]ボタンをクリックする。
指定した場所にユニットが回復されます。
ajsrestoreコマンドでユニットを回復する例を次に示します。
- (例)
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退避ボックス(BACKUP)の中に退避したユニットを回復する場合
ajsrestore -n BACKUP
ajsrestoreコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド ajsrestore」を参照してください。