2.2.6 JP1/AJS3 - Web Consoleの設定情報のバックアップ
JP1/AJS3 - Web Consoleの設定情報をバックアップする場合に,必要な作業を次に示します。
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JP1/AJS3で使用するファイルのバックアップ
なお,JP1/AJS3 - Web ConsoleをインストールしているホストにJP1/AJS3 - Managerをインストールしている場合は,JP1/AJS3 - Managerも同時にバックアップしてください。
次に,JP1/AJS3 - Web Consoleの設定情報のバックアップに必要な作業について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) JP1/AJS3で使用するファイルのバックアップ
JP1/AJS3 - Web Consoleで使用するファイルを任意の方法でバックアップしてください。
JP1/AJS3 - Web Consoleで使用するファイルのうち,バックアップの対象となるファイルは,WindowsとLinuxでは異なります。それぞれの場合に分けて説明します。
(a) Windowsの場合
バックアップ対象ファイルを次の表に示します。
- 注※1
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「JP1/AJS3 - Web Consoleフォルダ」の部分は次のフォルダに置き換えてください。
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非クラスタ構成の場合:JP1/AJS3 - Web Consoleのインストール先フォルダ
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クラスタ構成の場合:共有フォルダ\jp1ajs3web
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- 注※2
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「JP1/AJS3 - Web Consoleデータフォルダ」の部分は次のフォルダに置き換えてください。
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非クラスタ構成の場合:
インストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下のとき
%ALLUSERSPROFILE%\Hitachi\JP1\JP1_DEFAULT\jp1ajs3web\conf
インストール先フォルダが上記以外のとき
JP1/AJS3 - Web Consoleのインストール先フォルダ\conf
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ\ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ\Windows」配下
・「システムドライブ\Program Files」配下
・「システムドライブ\Program Files (x86)」配下
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クラスタ構成の場合:共有フォルダ\jp1ajs3web\conf
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- 注※3
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クライアントホストとWeb Consoleサーバ間で通信暗号化機能を使用していない場合,ここで説明するファイルは存在しません。
(b) Linuxの場合
バックアップ対象ファイルを次の表に示します。
- 注※1
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「JP1/AJS3ディレクトリ」の部分は次のディレクトリに置き換えてください。
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非クラスタ構成の場合:/etc/opt/jp1ajs3web
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クラスタ構成の場合:共有ディレクトリ/jp1ajs3web
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- 注※2
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クライアントホストとWeb Consoleサーバ間で通信暗号化機能を使用していない場合,ここで説明するファイルは存在しません。