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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド


付録E.2 秘密鍵の形式変換(ECDSA証明書を使う場合)

ECDSA証明書を使う場合に,秘密鍵の形式を変換するためのコマンドです。

形式
Windowsのとき
openssl.bat pkcs8 -topk8 -in 変換前の秘密鍵ファイル -out 変換後の秘密鍵ファイル -nocrypt

openssl.batのパスは,「JP1/AJS3 - Web Consoleのインストール先フォルダ\uCPSB\httpsd\sbin\openssl.bat」です。

openssl.batの実行権限については,OpenSSLの公式サイトを参照してください。

Linuxのとき
openssl.sh pkcs8 -topk8 -in 変換前の秘密鍵ファイル -out 変換後の秘密鍵ファイル -nocrypt

openssl.shのパスは,「/opt/jp1ajs3web/uCPSB/httpsd/sbin/openssl.sh」です。

openssl.shの実行権限については,OpenSSLの公式サイトを参照してください。

引数
-in 変換前の秘密鍵ファイル

変換前の秘密鍵ファイルを指定します。

-out 変換後の秘密鍵ファイル

変換後の秘密鍵ファイルを指定します。

-nocrypt

変換後の秘密鍵を暗号化しない場合に指定します。

使用例

PKCS#1形式の秘密鍵(httpsdkey.pem)を,PKCS#8形式の秘密鍵(httpsdkey2.pem)に変換する場合の使用例を次に示します。

openssl.bat pkcs8 -topk8 -in httpsdkey.pem -out httpsdkey2.pem -nocrypt