3.3.13 URLアクション定義のカスタマイズ
製品が提供しているアクションメニュー項目[リソース収集条件設定]や[プロセス監視条件設定]などは,SSOの監視によって自動的※1に登録されるカスタム属性情報が使用されるように定義されています。このため,SSOで監視していないノード(SSOのカスタム属性が登録されていないノード)を選択した場合,SSOのアクションメニューは非活性となりアクションができません。
しかし,SSOで監視していない場合でも,監視条件の初期設定を行うなどの目的で,アクションが行えた方が便利なときがあります。このようなときは,基本構成時※2のNNMiに設定されたSSOのURLアクション定義を変更※3することで,SSOで監視していないノードでもSSOのアクションメニューが活性化され,アクションができます。
- 注※1
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NNMiマップ連携機能(アクション連携)を使用している場合だけです。
- 注※2
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分散構成時でも,SSOが動作しているホストのIPアドレスが一つに特定できる場合(SSOが1台の場合)には変更できます。
- 注※3
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NNMiコンソールの[メニュー項目]で変更します。[メニュー項目]の詳細は,NNMiコンソールのヘルプを参照してください。
次に,URLアクション定義をカスタマイズする方法を説明します。
(1) アクションメニュー活性化条件の削除
「メニュー項目イネーブルメント フィルター」で,次の条件をすべて削除してください。
AND |-EXISTS | |-customAttrName = jp.co.hitachi.jp1.sso.address |-EXISTS |-customAttrName = jp.co.hitachi.jp1.sso.consoleweb※
- 注※
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表3-2の#3または#4のURLアクション定義ファイルを登録している場合,「consoleweb」が「consoleweb.https」となります。
(2) アクションURLの変更
「起動アクション」のフルURLについて,次の変更をしてください。
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次の部分をSSOが動作しているホストのIPアドレスに変更する。
${customAttributes[name=jp.co.hitachi.jp1.sso.address].value}
監視マネージャに複数のIPアドレスが存在する場合やクラスタ構成の場合は,ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)およびssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)のchange-my-address:キーに設定したIPアドレスに変更してください。
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次の部分をポート番号定義ファイル(ssoport.conf)のssoconsoleweb:キー※に設定している値に変更する。
${customAttributes[name=jp.co.hitachi.jp1.sso.consoleweb].value}※
- 注※
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表3-2の#3または#4のURLアクション定義ファイルを登録している場合,「consoleweb」が「consoleweb.https」となります。また,「ssoconsoleweb:キー」が「ssoconsolewebhttps:キー」となります。
各定義ファイルの詳細は,「7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)」,「7.3.8 ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)」,および「7.3.12 ポート番号定義ファイル(ssoport.conf)」を参照してください。
(3) カスタマイズに関する注意事項
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ノードを選択したときのアクションメニュー項目[監視状態の表示],およびインシデントを選択したときのアクションメニュー項目[グラフ]は,カスタマイズしないでください。
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NNMアクションアドレス定義ファイルを設定する場合はカスタマイズしないでください。NNMアクションアドレス定義ファイルの詳細は「7.3.32 NNMアクションアドレス定義ファイル(ssonnmactaddr.conf)」を参照してください。