4.7.29 マッピング情報の確認
機能
この部品は,指定されたファイルにJP1ユーザーとOSユーザーのマッピング情報をテキスト形式(ユーザーマッピング定義ファイル(jp1BsUmap.conf)と同じ形式)で出力します。ファイルの出力形式は,JP1/Baseのjbsgetumapコマンドの出力結果と同じ形式です。
利用場面
JP1/AJS3 - ManagerやJP1/IM - Managerで運用している場合,実行エージェントのJP1ユーザーとOSユーザーのマッピング情報を確認します。
前提条件
【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
また、OSおよび製品について略称を用いています。対象とするOSおよび製品については「はじめに」を参照してください。
【実行対象サーバ内前提製品】
(1)JP1/Base
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server
(2) Red Hat Enterprise Linux Server
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
(1)JP1/Baseの認証サーバが起動していること。
注意事項
(1) UNIX環境に対してこのサービスを実行する場合は,プロパティにマルチバイト文字を使用しないでください。
実行権限
Windowsの場合:Administrator権限
UNIXの場合:root権限
バージョン
04.00.00
部品のタグ
Gather JP1 information,Base,Windows,Linux
タスクログに表示される部品の名称
jp1baseConfirmMapping
戻り値
|
戻り値 |
説明 |
|---|---|
|
0 |
正常 |
|
12 |
異常(ユーザーミス) プロパティ不正 |
|
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
|
27 |
異常(エラー内容はタスクログで確認) |
|
41 |
異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知) |
|
42 |
異常(部品内でエラーを検知) 内部エラー(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
|
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
|---|---|---|---|---|---|
|
JP1Base.jp1BaseLHostName |
JP1/Baseの論理ホスト名 |
JP1/Baseの論理ホスト名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
|
JP1Base.listJP1UserMappingOutputFileName |
JP1ユーザーマッピング定義出力ファイル名 |
JP1ユーザーマッピング定義を出力するファイル名をフルパスで指定します。 |
− |
入力 |
○ |
|
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
|
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |