4.7.28 OSユーザー情報の削除(SYSTEM)
機能
指定されたサーバのJP1/Baseに対し,パスワード管理情報に登録されているOSユーザー情報の削除を行います(Windows限定)。
この部品では,次のサーバを前提とします。
・エージェントサーバ(実行対象サーバ)
この部品を実行する対象です。JP1/Baseがセットアップされている必要があります。
利用場面
運用に使用するOSユーザーの削除の際に,パスワード管理情報からOSユーザー情報を削除する場合などに利用できます。また,下記部品と組みあわせて,JP1ユーザーを削除する際に必要となるユーザーマッピング情報,パスワード管理情報および操作権限の削除を行うことで,JP1ユーザーの削除作業を効率化できます。
・jp1baseDeleteJp1User_System
・jp1baseDeleteMapping_System
・jp1baseDeletePermission_System
前提条件
【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
また、OSおよび製品について略称を用いています。対象とするOSおよび製品については「はじめに」を参照してください。
【実行対象サーバ内前提製品】
(1) JP1/Base
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
(1)JP1/Baseの認証サーバが起動していること。
(2)実行対象サーバのJP1/Baseがクラスタ構成の場合,プロパティcommon.targetHostnameにはJP1/Baseの論理ホストが動作している物理ホスト名を,プロパティJP1.logicalHostNameにはJP1/Baseの論理ホスト名を指定してください。
バージョン
02.50.01
部品のタグ
Configure JP1,Base,Windows
タスクログに表示される部品の名称
jp1baseDeleteUserInfo_System
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
27 |
異常(エラー内容はタスクログで確認) |
41 |
異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知) |
42 |
異常(部品内でエラーを検知) 内部エラー(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
JP1.logicalHostName |
実行対象サーバの論理ホスト名 |
実行対象サーバのJP1論理ホスト名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
common.osUserName |
OSユーザー名 |
JP1/Baseのパスワード管理情報から削除するOSユーザーのユーザー名を指定します。 |
− |
入力 |
○ |
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |