3.4.9 状態の通知方法の検討
システムやタスクの状態を通知する方法を検討します。
JP1/AOでは,タスクの状態遷移やJP1/AOシステムの稼働状態を監視し,定期的にJP1イベントを発行します。JP1/IM - Managerと連携する場合,発行されたJP1イベントはJP1/IM - Viewの操作画面で確認できます。
また,タスクが異常検出または失敗の状態になったことを検知した場合,メールでサービス管理者に通知することもできます。
サービス管理者は,運用に合わせて通知方法に関する次の項目を検討してください。
通知方法 |
項目 |
設定方法 |
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JP1イベントの通知 |
JP1イベント通知の使用可否 |
ユーザー設定プロパティファイル(config_user.properties) |
メール通知 |
メール通知の使用可否 |
ビルトインサービス共有プロパティ |
SMTPサーバのIPアドレスまたはホスト名 |
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SMTPサーバのポート番号 |
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SMTPサーバにログインするためのユーザーIDおよびパスワード |
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メールの送信元(FROM) |
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メールの送信先(TO,CC,BCC) |
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メール通知に失敗した場合のリトライ回数およびリトライ間隔 |
ユーザー設定プロパティファイル(config_user.properties) |
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メール通知する場合のタイトルおよび本文 |
メール通知ファイル
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通知方法に関する項目は,JP1/AOのインストール後にユーザー設定プロパティファイル(config_user.properties),メール通知定義ファイル(mailDefinition_ja.conf,mailDefinition_en.conf,mailDefinition_zh.conf),および操作画面のビルトインサービス共有プロパティで設定できます。