jbsdestpimport
機能
宛先通信ポート設定の変更を反映します。
形式
jbsdestpimport { {-o|-r} 宛先通信ポート設定ファイル名 | -d } [-h 論理ホスト名]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\bin\
- Linuxの場合
-
/opt/jp1base/bin/
引数
{-o|-r} 宛先通信ポート設定ファイル名
共通定義情報に登録したい宛先通信ポート情報を定義したファイル名を指定します。
-oオプションを指定した場合は,共通定義情報に登録済みの宛先通信ポート設定情報を削除しないで新規に宛先通信ポート設定情報を登録します(同一コンテナが存在した場合は上書きします)。
-rオプションを指定した場合は,共通定義情報に登録済みの宛先通信ポート設定情報をすべて削除してから宛先通信ポート設定情報を登録します。
宛先通信ポート設定ファイルの記述形式については,「16. 定義ファイル」の「宛先通信ポート設定ファイル」を参照してください。
-d
共通定義情報に登録された宛先通信ポート設定情報を削除したい場合に指定します。
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,宛先通信ポート設定情報を採取したい論理ホスト名を指定します。論理ホスト名は,論理ホストのセットアップ時に指定したとおりに大文字・小文字を正しく指定してください。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論地ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。
このオプション以外の誤った引数を指定した場合は,誤った引数以降はすべて無視します。
注意事項
宛先通信ポート設定登録に失敗した場合は,-rオプションを指定して再度宛先通信ポートを設定してください。
戻り値
0 |
正常終了 |
1 |
メッセージ処理エラー |
2 |
コマンド引数エラー |
3 |
実行権限エラー |
4 |
共通定義初期化エラー |
5 |
宛先通信ポート設定ファイル文法エラー |
6 |
ファイルI/Oエラー |
255 |
そのほかのエラー |
使用例
宛先通信ポート設定情報を新規に登録する使用例を次に示します。
> jbsdestpimport -o 宛先通信ポート設定ファイル KAVA0471-I 処理が成功しました