jegn_spmd_reload
機能
JP1/IM - EG for NNMiのプロセスの状態を更新します。JP1/IM - EG for NNMiの定義情報を変更した場合に,変更した内容を再度読み込んで有効にします。
jegn_spmd_reloadコマンドの実行で有効になる定義ファイルについては,「6.2.1 定義ファイルを変更する」を参照してください。
形式
jegn_spmd_reload [-h 論理ホスト名] [-t 監視時間]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限。ただし,UAC機能が有効な場合は,管理者コンソールから実行してください。
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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EG for NNMiパス\bin
- UNIXの場合
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/opt/jp1eg4nnmi/bin
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が設定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が設定されます。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。
-t 監視時間
jegn_spmd_reloadコマンドの実行終了を待つ時間を秒単位で指定します。指定できる値は,0〜32767(単位:秒)です。このオプションを省略した場合,60が設定されます。指定した時間内にjegn_spmd_reloadコマンドの実行が終わらない場合,jegn_spmd_reloadコマンドの実行が失敗したとみなされ,変更前の定義内容で動作が継続されます。
注意事項
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同一ホスト上で,jegn_spmd_reloadおよびjegn_spmd_statusコマンドを同時に複数実行することはできません。
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JP1/IM - EG for NNMiの定義ファイル※に誤りがある場合,jegn_spmd_reloadコマンドの実行時にタイムアウトエラーになります。そのため,タイムアウトエラーになった際には統合トレースログを参照して,定義ファイルの誤りに関するログが存在しないかを確認してください。定義ファイルの誤りのエラーが存在した場合,該当の定義ファイル内容を正しく修正した後にjegn_spmd_reloadコマンドを実行してください。
- 注※
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定義ファイルの詳細について,「6.2.1 定義ファイルを変更する」を参照してください。
戻り値
0 |
正常終了 |
0以外の値 |
異常終了 |